どうも、こんにちはRyu1でございます。
1冊の本を読了し、中々参考になったので、ご紹介を。
博報堂のCMプラナー(プランナーは誤植でも誤打でもない)の井村光明氏が書いた1冊。
面白いという非常に抽象的で個人差があり再現性が低い難問を、コミカルな文章でテンポよく実例をもとに飾らずに教えてくれる1冊。
こういう1文がございます。
『面白い』の対義語は『面白くない』ではなく、
『面白い』の対義語は『分からない』なのだ。
ここだけ抜き出すとちょっと意味不明なので、少し補足。
何故この1文が自分に参考になったかといえば、僕は何かを行う時には必ずその事象の分析を行います。
例えば、アプリをヒットさせたい!という想いに対し、アプリをヒットさせるという事象を因数分解し、最小単位まで突き詰めてみます。
その時には、当然対義語も頭の中で考えています。
アプリも一緒で、アプリがヒットしない理由は、面白くないからだ!
と答え付けたとしても、面白くないとはどういう事なんだと堂々巡りが始まります。
しかし、正確に事象を分解すると、、、
アプリがヒットしない理由は、よく分からないからだ!
という事になります。これはコンセプトなのか、アプリの操作方法なのか、様々ですが、よく分からないが原因なのです。
こうやって、しっかりと今起きている事、これからやるべき事のために、しっかりと物事を因数分解すれば、自ずと限りなく正解に近い行動がとれます。少なくとも不正解な行動ではない。
そういう事を改めて考えさせられた1冊でございました。
実際の本の中身は、もっとポップなので、ご安心を。