実習が終わって、しばらく経ったので、忘れないうちに感想を書いておこうと思います。

 

精神保健福祉士になるためには、いくつかのルートがあります。

福祉系大学や心理学、社会学の学部卒の人、あるいは福祉系分野で相談業務に何年以上従事した人等、国家試験の受験資格を取るためのルートです。

 

私は福祉系以外の学部卒で、専門の養成機関で勉強することが必須です。

それで専門学校の通信科に入りました。

 

カリキュラムの中に、厚生労働大臣が認める日数かつ時間数の実習、というのがあります。

福祉施設で16日間と、医療施設で12日間で、一日7.5時間以上で足りる計算になります。

 

実習中は、それなりに厳しいと思ってました。

でも、正直これっぽっちの実習で、何がわかるか?というと、実務に関しては、見学レベル、お仕事体験レベルです。

 

恐らく、精神保健福祉士としての実務を学ばせようという趣旨ではないのでしょうね。

精神障害者、精神病患者の現実を知る事、そこに焦点を当てているのであれば、この実習の意義は納得できます。

 

ところで日本の福祉政策において、精神保健分野は最も遅れて法改正がなされたうえ、コロナ禍による影響も手伝って、精神保健福祉士の増員が急がれています…

 

福祉系の仕事は、どこも人手不足なんじゃないですかね。社会福祉士しかり、介護福祉士しかり。保育士も、正確には福祉系じゃないけど、これも人材不足ですよね。

 

保育士資格取って保育士やらないのにはわけがある。それを書くのは、今じゃないな。

 

しかし、ここまで考えただけでもわかる。

この手の資格を持ってる人がやるべき仕事って、実際すごくすごく重要な仕事なんですよ。

 

大切な日本の未来を背負っている小さな子ども、日本を支えてきた尊い高齢者、そして長い歴史の間、人権を剥奪され続けていた精神障害者。これら当たり前に大切な人たちの、人間として当たり前の福祉=幸福を共に支えていくのが、福祉専門職の仕事です。

 

って教科書に書いてありますけどね。

 

実習の振り返りを書く以前に、序章長すぎちゃった。続きはまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

15年くらい通ってる美容皮膚科の看護師さんが、良くも悪くも全然変わらないんだけど?

先生も、変わらないけど?

どこまでも付いていきたい