今日は、脳はどのようにして発達するのか?について学びます。
脳は約1600億の細胞から成り、その半分ほどがニューロン(神経細胞)です。
最初のいくつかの神経細胞は、受精後わずか数日で形成されます。
受精後7週目には、前脳、中脳、菱脳の分化が進み、のちの大脳、脳幹、小脳などの原型となる隆起が現れます。
受精後5か月ころには、脳幹がほぼ成熟し、まばたきなどの反射機能を制御します。
胎内での最期の2~3か月で、大脳皮質が急速に成長、発達します。
赤ちゃんは、大人と同じ数のニューロンを備えて生まれてきますが、そのほとんどがまだ成熟していません。
生後3か月ころには、感覚野と運動野が発達し、連絡が密になりますが、前頭前野をはじめとする多くの領域は、まだ十分に発達していません。
誕生時の脳の重さは400g程度であり、成人ではおよそ1400gとありました。
また脳の物理的な大きさは、11~14歳の間に最大に達するということです。
ティーンエイジャーの脳の発達に関しても
興味深いものがありますね。