もはや高齢者ヲタクの私、
仲代達矢が90歳だというので
無名塾の"バリモア"というお芝居を観に行きました。
バリモアというのは、実在するアメリカの俳優さんだそうです。
代々俳優の血筋の美男子で、
酒浸りで、何回も結婚して、
60歳で死んでしまったという人です。
人気女優のドリュー・バリモアはお孫さんなんだそうな。
そのバリモアさんの、役者人生の最期を描いたお話で、舞台に出てくるのは仲代達矢だけ。
舞台の裾で役者に台詞を教えるプロンプターが、声の共演をします。
お話がお話だけに、役と本人がダブってしまうのだけど、実際には、これまでにも何回も上演してきた作品なんだそうですね。
お芝居の中でバリモアは、プロンプターの助けを借りながら、リチャード三世を演じるのですが…
仲代達矢もシェイクスピアも、ろくに知らないのですけど
なんかいろいろ感動して帰ってきました。