新聞記事などでお目にかかるだけだったWHO、コロナ禍でぐっと身近な存在になりましたよね。
WHOは国連の中で、健康に関するあらゆる問題を研究、調整し、規範や基準を設定する期間です。
このWHOが示す障がいについての定義は、時代と共に変化してきました。
1980年代には、障がいを病気ではなく個性の一部ととらえるとしていましたが、
2001年には、あらゆる人間を対象とした、生活機能の状態を分類する定義を示すなかで、障がいをとらえました。
ややこしくて煙に巻かれているみたいですけれど、実はこれは、障がいをマイナスとしてとらえないという考え方なのです。
人間の健康状態を、心身の機能と構造、活動、参加の三つと、それにかかる環境因子と個人因子との相互作用で表すようになったということです。
例えば身体の機能障害を補う環境が整っていれば、一定の活動への参加に不利ではないというわけですね。
人と環境の接点、ここにも出てきたか。
ソーシャルワークの基本のところで学んだのだった。
障がいのある方の現実については、知らないところが沢山あります。日常生活や社会生活を営む上での障壁や、差別の問題など、今後学ぶべきことは山ほどあると思っています。
少なくとも国連のレベルでは、もはや障害者とそうでない人々という分け方はしていないということがわかりました。
高齢者に関しては、多少のお付き合いがある私、現実を知らない人に、面食らうことがあります。
高齢者グループの90代の参加者たちの話をしたら、
”90代で、ひとりで来るの?歩いて?”
って驚かれたことがあるし、
私が高齢者グループで「若手」って呼ばれてるって言ったら、だいたい手をたたいてウケてくれるしねー(ウケるー)。
実際私も、つい1、2年前まではそんな風だったと思うから、知るってことは一番の学びだと思います。
学校では実習もあるし、自分が当事者になるまでに、できるだけ知識を増やしたいと思っているのです。
いい天気だな
ごろごろしててもしあわせ