私は今2か所の高齢者グループでボランティアをしているのですが、それぞれの活動は若干異なっていまして
片方はちぎり絵とか絵手紙とか、道具を使ってものを作ったり、アマチュアの音楽家や落語家さんを招いて鑑賞会をしたりなど、毎回バラエティに富んだ活動をしています。
そしてもう一方は、脳トレクラブという名前が付いていて、漢字とか計算のプリントを皆でやることになっています。
でもこの脳トレのグループ、リーダーの方の第一声が大抵、
”今日は久しぶりに皆さんに会えたので、
最初に一言ずつお話してもらいましょうか”
通い始めの頃は、今日は近況報告かー。
と思ってたけど、最近になってやっと、これがここのメインの活動なんだと気が付きましたよ。
リーダーの方は、月に一度でも二度でもいいから、こうやって皆の顔を見ることが大事なんだって言います。
出かけてくることが、脳トレなのかも。
だって出かけるためには、時間に合わせて身支度したり、お天気を確認して着るものを決めたりと頭を使うものね。
皆に配るプリントには、川柳とか早口言葉なんかもあります。それを皆で声を出して読むのです。
高齢になってひとり暮らしだと、電話が掛かってきた時、ちゃんと発声できなかったりするそうです。
だから、声を出すことも、意識してやるのが大事なんだって。
学びますよーいつも。
ちゃんと覚えて、将来に備えたいと思っています。
ボランティアの先輩が
大きなポットでお汁粉を振舞ってくれたー
あったかくてしあわせ