先日行った倉庫のバイトで、冷凍便のケースを運ぶ仕事のときのことです。

 

担当の職員の方がエレベーターからケースを下ろして、バイトがそれを順番に受け取って所定の場所まで運ぶ作業。

 

ひとつのケースが大きいので、エレベーターは何度も往復するのですが、その間バイトは列を作って待っています。

 

このとき、なんか後ろからちょいちょい触れるものがあって、何気なく振り向くと、私よりちょっと若いくらいの女性が並んでいるだけ。

 

それで気にせずに作業を続けていました。

何回めかに並んだ時、今度は前にいたその女性が、なんかこっちをチラチラ見ているみたい。

 

なんだろうと思って顔を見ると、その女性が私を見てガッツポーズを取りながら何か言っているんです。

 

何て言っているのか聞こえなかったので、

”?”と首を傾げてみると、どうやら

 

”がんばろうね”

と言っているみたい。だと思う、やっぱりはっきりはわからなかったのですが。

 

瞬時に私は、障がいのある方なのだと理解し、

”うん”って思い切りガッツポーズを返したら、

満面の笑顔になってピョンと前に飛んでいきました。

 

その後は列が進むたびにピョンと飛んで、楽しそうにしてたので、意見が合って良かったなーと思いました。

 

社会福祉の勉強を少ししたときに、障がい者の就労支援に関してさらっと学んだのですが、

なるほどこういう現場は働きやすいかもしれない。

 

規則がきっちり決まっているし、やることがはっきりしているし、時間も融通が利く。

初めて働くとか、少しずつ慣れていくのが必要な時は、丁度いいんですよ。

 

私もあと一歩で高齢者だから、言ってみれば弱者の仲間入り間近です。弱者に優しい仕事ってありがたいです。

 

もっと深く、福祉の勉強がしたいなと思った瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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