保育士試験の勉強で社会福祉という科目があります。

 

福祉って言葉、あんまり意識したことがなかったんですけど、幸福という意味だそうな。

特に公的扶助による生活の安定、とか書いてありますね、辞書には。

 

現在の社会福祉の基本理念の一つに、ノーマライゼーションというのがあります。

社会的弱者が、可能な限り普通と同じような生活ができるようにしようという理念です。

 

ノーマライゼーションの父といわれる、バンクミケルセンという人は、デンマークの社会省で知的障害者の施設を担当していました。

 

当時の大型収容施設の生活環境は、自由に外に出ることが許されず、食事や睡眠も集団単位でした。

 

バンクミケルセンは第二次世界大戦中に、レジスタンス活動によりナチスの収容所に収容されていた経験があり、これを彷彿させるものだったといいます。

 

彼は知的障害者の親の会と共に、生活条件改善のための法改正に向けた活動を行いました。

 

障害のある人が排除されない、誰もが参加できる社会を目指す。

 

この思想は、障害者福祉にとって歴史的に最も重要かつ画期的な思想であり、これがノーマライゼーションという理念が広まるきっかけになったということです。

 

障害者、子ども、高齢者など、社会的に弱い立場の人たちに幸福を提供するためにあるのが社会福祉というわけです。

 

言葉だけ聞くと私には難しいんですけど、自分自身もその大きなふわふわの中に入っているみたいなイメージですかね。

 

そりゃ悪くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ干し芋と干し柿が届くんだー

美味しいなー