保育士試験は年に二回あるので、次の試験は来年4月です。そろそろ勉強を再開しなきゃと思っています。
全9科目のうち、一番面白かったのが、保育の心理学。勉強していて、本当に興味深くて、楽しかったのですが…
試験の初日、一教科めがこの保育の心理学で、一問目から頭の中真っ白、顔真っ青。
知ってる(見たことある)人物がいろいろ出てくるけど…その人がだいたい何を唱えたかも、うっすら記憶にあるけど…
そういう問題じゃなかったのでござる。
もっとひとつひとつ、きちんと頭に入ってなきゃだめなんですね。当たり前かー。
全然知らない人も出てきたし。誰ですか?
9科目受けた中で、おそらく保育の心理学が一番できなかったと思います。でも実をいうと、一番面白いのもまた、保育の心理学なんですよねー。
9科目全体を、ふわっと勉強してみたのは、結果的に悪くはなかったと思っています。
初めから数科目に絞るとかは、知識もなにもなさ過ぎて、どうせ無理だったから。
今回は、一回受験してみた印象で、個人的に特にだめだめだったやつから、始めようと思います。
そういえばめちゃくちゃ興味深かった8つの発達段階のエリクソン、出ましたー。
この人の理論は、素人にもよく理解できるし、何より面白い。自分に当てはめて考えることができます。
だけど例えば、人は「遺伝」と「環境」がどのように作用して発達するか?なんていう話になると、いろんな学者さんがいろんな説を唱えていて、そりゃあもうややこしんだ。
その昔、「赤ちゃんに白ネズミのおもちゃを見せて、同時に大きな音を鳴らして怖がらせ、それを繰り返した結果、その赤ちゃんは白ネズミどころか、白いものを見ただけで怖がるようになった」
なんていう実験の結果から、「環境」が人の発達を決めると唱えた学者もいたそうで
す(ワトソン)。
これを「アルバート坊やの実験」というらしい。あな恐しや、現代であれば立派な虐待でござる。
この例はいただけませんが、いずれにせよ小難しい理論も、読み込んで、あるいは具体的な例を探すなりして、自分に投影することができれば腑に落ちるんでしょうね。
そこまでやれるかなー。
弱腰。
田中圭主演「夏の砂の上」観てきた
むー