週末、子どもの大学の学祭に行ってみました。
お天気が良かったので、とりあえず屋外の催し物を見物。生まれて初めて、合気道というのを見て感動してしまった。
合気道に関しては、ぼんやりとした知識しかないですが、自分からは攻撃せずに、相手の力を利用して攻撃をかわす?みたいな感じですか。
自分から攻撃しないんだから、悪者がいないと成り立たないのだな。だから、試合というより、デモンストレーションですか。
私が観たのは、上級者のデモンストレーション。演者は袴姿で、挑みかかる悪者(じゃないんだろうけど)を、スイスイと倒していく。それもカッコいいけど、倒される方もすごく美しい型でヤラレるわけですよ。
そりゃあもう美しいのです。感激してしまった。
最後に登場したのが先生。
先生、弟子たちが次々に挑みかかるのをバッタバッタと切り倒すのでござる。
10人も20人も。カッコいいですー。
ああいうシーン、ブルース・リーの映画なんかでよく見るけど、生で見るとこりゃほんとに凄い。60年生きて来て初めて見ました。
それから、折り紙同好会の展示を見に行きました。折り紙といったって、
一見、握ったんじゃないの?っていうくらい、折り目が細かいんです。
作品は皆ふっくらと立体的で、ちょっと普通の折り紙の概念を覆すレベルでした。
馬とかリスとか、アオリイカとかカブトムシとか、あとアニメのキャラクターとか。めちゃくちゃリアルです。
展開図を見たら、一辺1ミリくらいのところもあって、でもちゃんと、一枚の紙で折ってあるらしいです。
いわゆる普通の折り紙の紙よりは、ずっと大判の紙(たしか55×55)で折ってあるみたいですが、作品は手のひらサイズです。
数々の力作を眺めて感心していると、
お終いの方になにやら異質なコーナーが。
普通の折り紙だー。
四角い入れ物とか、正八角形と並んで、
この前高齢者グループで、折り紙の先生に来てもらって手取り足取り教わった、
バラの花もありました。
バラの花、結構難しかったんですよね。
先生が折ると、ふんわりして綺麗なんだけど、同じように折ったつもりでも、なんかぐちゃくちゃしてバラに見えるんだかなんだか。
”私この前これ折ったんだよねー”
感慨深く近寄って行って見ると、
ピンクの色紙で折った綺麗なバラの前に、鉛筆書きの説明が。
「よく折るやつ」
仮装してひとりで電車に乗るの
恥ずかしいんだろうな
でもナイス