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すべて一針一針じっくりと
手で縫い上げていく
レザーブランドのGeek&Freakです。
流行が目まぐるしく変わる現代
こだわり・個性が光る【otaku】に向け
発信していく変則的プロダクト。
裁断、縫製、仕上げに至るまでの
全工程を手作業で行い、趣向を凝らした
スタンダードアイテムを展開。
何かに熱狂しているあなたが持つ
『あなただけのこだわり』
を表現する唯一無二のアイテムを
お作りいたします。
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(1)原皮の水洗い
塩漬けされた原皮を約24時間ドラムの中で水洗いし、汚れを落として皮に水分を戻します。
(2)背割り
作業効率を上げるために、水洗いを終えた原皮を背骨に沿って左右半分に割ります。
(3)石灰漬けによる脱毛
5段階の濃度に分けられた石灰乳の入ったピット槽に、皮を順番に漬けていきます。石灰漬けを行うことで脱毛しやすくなり、コラーゲン繊維をほぐす役割もあります。
(4)フレッシング
機械を使い、皮の内部の脂肪や汚れを除去したり、厚み調整を行ったりします。
(5)脱灰、酵解
皮を中和させ、なめした皮の表皮を滑らかに整えます。
(6)ベジタブルタンニンなめし
植物タンニン溶液の入った160もの槽に漬け込み、なめし上げる作業で、栃木レザーの品質に大きく影響する工程です。薄いタンニン槽から濃いタンニン槽へと、順番に漬け込んでいきます。これにより、皮から革へと変化します。
(7)水絞り
植物タンニン溶液に長時間漬けられた革を洗浄し、サミングセッターという機械で余分な水分を取り除きます。
(8)加脂
革に油脂などのオイルを加え、柔らかさとつやを与えます。
(9)セッター
セッターと呼ばれる機械で革を伸ばします。
(10)乾燥
約10日間にわたって革を自然乾燥させます。革の一部は乾燥後に計量し、出荷されます。
(11)革すき
加工用途に合わせて、革の厚みを調整します。
(12)再なめし、染色
再び革をなめし、柔らかさやなめし具合を調整します。色づけがある場合は、この段階で行います。
(13)再セッター
染色した革は水分を含んでいるため、サミングセッターで革を伸ばし、水分を除去します。
(14)ハンドセッター
厚手の革や伸ばしにくい革は、手伸ばし(ハンドセッター)を行います。
(15)味取り、乾燥
1~2日かけて革の水分を飛ばします。その後、季節に応じた湿度などを考慮しながら、薄手の革は4日間、厚手の革は1週間程度かけて乾燥させます。
(16)バイブレーション
機械を使用して、乾燥させて硬くなった革に柔軟性を与えます。
(17)塗装
革の美しさを調整したり、耐久性を与えたりするために塗装を行います。
(18)アイロン、仕上げ
革にアイロンをかけたり、つや出しを行ったりして仕上げます。
(19)計量
革の面積を測るため、光電式計量機にかけます。
(20)梱包、出荷
革の品質を保つために、梱包して出荷します。