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すべて一針一針じっくりと

手で縫い上げていく

レザーブランドのGeek&Freakです。


流行が目まぐるしく変わる現代

こだわり・個性が光る【otaku】に向け

発信していく変則的プロダクト。

裁断、縫製、仕上げに至るまでの

全工程を手作業で行い、趣向を凝らした

スタンダードアイテムを展開。


何かに熱狂しているあなたが持つ

『あなただけのこだわり』

を表現する唯一無二のアイテムを

お作りいたします。


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前回は「バラ傷・虫刺され」と
呼ばれる天然素材には
つきもの“キズ”についてご紹介致しました。

革を染めていると、同じ1枚の革でも、
部位によって染めムラが出ることがあります。

それは個体差があるためです。
・繊維の密度
・皮の厚さ

全体が均質ではない自然素材としての
革の特徴で、独特の革らしい味わいを
醸し出してくれます。



革質は動物のあらゆる条件で異なっています。
・年齢
・雌雄
・生活環境
・品種
・個体
・身体の部位

ですから染めの工程でも、
2つとして同じ染め具合の
革は存在しません。

それがまた、革を特別に個性的
素材にしている理由です。

染めムラが出る理由のひとつは、
身体の部位による差です。

同じ牛から採った1枚の革でも、
身体のどの部位かによって
肌理の細かさや風合いが違ってきます。

例えば牛の場合、
バットと呼ばれる背側の革が、
丈夫で繊維の密度が高いために重宝されます。

逆に腹側は繊維が粗く、
柔らかくて伸びてしまうが難点です。

腹の部分は鞣して革になっても
繊維が粗く、革質にも多少ムラがあります。

【部位の説明はこちらをご覧ください】



また、同じ牛の同じ部位にある
狭い面積の革でも、斑紋のように
ムラができることがあります。

革の狭い範囲の中に、
色が濃い部分と薄い部分、
肌理が細かい部分と粗い部分があると
いう状態です。

これも革質の不均一が原因ですが、
革が天然素材である限り、
どうしても出てくるものです。

しかもこうした1枚の革の中の
色ムラ・染めムラは、
革を染色した時に
初めて出てくるものがほとんどです。

自然の風合いを大切にした
表面加工のほとんどない革素材では、
多少の色ムラ・染めムラはどうしても
つきものです。

欧米では、色ムラ・染めムラを
好まれる方も多く、こうした革の
イレギュラーさを十分に理解して
楽しまれる人の方が圧倒的に多いので、
あまり気にはされないようです。

最近では故意に傷やムラ、
古びた感じを革に加えるブロークンレザーや
アンティックレザーがあり、
こうした革特有のイレギュラーへの
理解も広がっているようです。

革の本当の面白さとは、
実はこうした不規則な性質を
積極的に楽しむことかもしれません

 2つとして同じものはない。
オンリーワンのムラ。

手に取ったあなただけに見せる
表情豊かな革を楽しんでください。

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