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すべて一針一針じっくりと

手で縫い上げていく

レザーブランドのGeek&Freakです。


流行が目まぐるしく変わる現代

こだわり・個性が光る【otaku】に向け

発信していく変則的プロダクト。

裁断、縫製、仕上げに至るまでの

全工程を手作業で行い、趣向を凝らした

スタンダードアイテムを展開。


何かに熱狂しているあなたが持つ

『あなただけのこだわり』

を表現する唯一無二のアイテムを

お作りいたします。


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今回は作品の印象を左右する

コバの仕上げ方法について

ご紹介いたします。


こちらのコバ磨きの記事もご覧ください。


・コバとは
革の切り端、断面、端部分。
漢字で書くと【木端】。

財布でもバッグでもキーホルダーでも、
なんでもそうですが、
使ってて傷んでくるのはほぼ端っこ

このコバ磨きが重要な理由
アイテムの耐久性
大きく影響するからです。

美しさも磨いてあるのとないとのでは
全然違います。

内縫い(裏っかえしで縫製して最後に
ひっくり返して仕上げる縫い方)の場合は
コバが見えないのでこの限りではないですが、
コバが見える製品では、コバ処理をせず、
切りっぱなしでケバケバのワイルドな
感じなモノもありますが、
やっぱりしっかりと磨かれて
滑らかなコバが高級感あります。



与える印象も全然違いますね。

黒色のトコノールで磨くと
黒色に着色されグッと引き締まります。

コバ処理方法は大きく分けて3つ

・コバ塗り
・ヘリ返し
・コバ磨き

【コバ塗り】
樹脂成分を多く含んだ処理剤をコバに塗って、
革断面をコーティングする方法。

◾︎メリット
・時間がかからない。
・クオリティが革の質にあまり左右されない。

◾︎デメリット
・安っぽく見える。
・革の質感が消える。



【ヘリ返し】
表部分の革の端っこの厚みを薄くして
(漉くといいます)断面そのものを
表の革で包んでしまう処理方法です。

布の断面の処理は
ほとんどこの方法だと思います。

◾︎メリット
革の断面が見えないので統一感が出る。
・クローム鞣しの革のようにコバ磨きがしにくい場合でもコバをきれいに見せられる。

◾︎デメリット
表側はきれいだが、裏側に巻き込んでる革が見えるのであまり美しくない。


【コバ磨き】
その名の通り、とにかくトコノールなどを
使って磨いてピカピカにする処理方法。

◾︎メリット
美しいこと。
・革断面の質感を生かせること。
・補修が容易なこと。
・耐久性

◾︎デメリット
とにかく時間がかかる。
・効率が悪い。




Geek&Freakの作品は
「コバ磨き」で処理しています。

いくら時間をかけて綺麗に仕上げても
使っていくうちにコバは毛羽立ってきます。

これは防ぎようがないことですが、
“made in Japan”
ハンドメイドのこだわりは
そこにあると思います。

テレビ番組で
夏に氷彫刻の職人さんが作った作品を
見て外国の方が「アメージング!」と
感想を述べた後に、
「氷が溶けてもったいない」と言ったことに
対して職人さんが
「これが日本のワビサビです」
言ったことを思い出します。

美しいものには儚さがある。
粋な心意気だと思います。

その後、その外国人の方は
「クレイジー」
と言っていましたが、、、(笑)

“ワビサビ”って
上手く説明できないですが
とても好きな言葉です。

日本のハンドメイドの魂を感じる
作品作りをこれからも
極めていきます。

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