「日本会議メール情報」 令和3年6月17日(木)
自民党は16日、「氏制度の在り方に関するワーキングチーム(石原伸晃座長)を開き、論点整理をまとめました。
夫婦別姓導入については、賛否を明確にせず、「戸籍制度を維持する」「子どもに不利益が生じないよう十分配慮する」ことを前提として、今後検討すべき10の論点を明らかにしました。
下村博文政調会長は、16日の会見で「本格的には衆院選が終わってから議論したい」と述べるにとどめました。
氏制度のあり方に関する論点整理(案)
令和3年6月16日
自由民主党政務調査会
氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム
【見直しの方向性】
「常に進歩を目指す保守政党」として、「時代に適さぬものを改め、維持すべきものを護り、秩序のなかに進歩を求める」ことこそ我々の責務(党綱領)である。
氏を改めることによる不利益に関する国民の声や時代の変化(※)を受け止め、その不利益を解消し、もって国民一人一人の活躍を推進するため、夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方について、司法の動向も踏まえ、更なる検討を進める。
夫婦の氏に関する具体的な制度は、全体として、次の考え方を前提としたものとする。
(1)我が国の戸籍制度を大切にし、これを維持する。
(2)家族を思う国民の気持ちを大切にし、子どもに不利益が生じないよう十分配慮する。
※時代の変化には、
ア)婚姻後も仕事を続ける女性が大半となるなどの社会情勢の変化
イ)家族形態の変化及び生活様式の多様化、国民意識の動向等が含まれる。
【今後更に検討を深めるべき論点】
ア、氏にどのような存在意義があるか
イ、夫婦同氏制にはどのような意義や機能があるか
ウ、戸籍制度にはどのような意義があるか
エ、約96%の女性が夫の氏を称する婚姻をしていることをどのように考えるか
オ、氏を改めることによりどのような不利益や影響が生ずるか
カ、旧姓使用をさらに広める方策について、どのように考えるか
キ、氏を改めることによる不利益を解消する制度であるか
ク、戸籍制度を維持する制度であるか
ケ、家族を思う国民の気持ちを大切にし、子どもに不利益を生じないよう十分配慮された制度であるか
コ、見直しを実現するために、どのようなステップを踏むべきか
(一部整理のため、ア~コなどの記号を付しました)
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