10月15日、さんざん気をもんだけれど娘は無事に退院できた。
よかった。ほんとうに、よかった。
友人の彼女が術後に亡くなるという不幸が立て続けに(2件も)あった。手術は無事に済んでもそのあとが怖いんだ、びびりまくってしまった。
ついこの前、山瀬まみちゃんが手術後に血栓ができて脳梗塞を起こしてしまい7か月リハビリしていたと聞いた。娘の担当お医者さんからも「術後の血栓と腸の癒着に気を付けなければいけない」と繰り返し聞いていた。
30数年前に息子を産んだ時、出産後8時間(だっけ?)経ったら起き上がってトイレへ自分で歩いて行けと言われた。そのほうが回復が早いからって。
やっぱ、血栓とか癒着の問題だったのかな。
「ねー、終わったら、自分でおトイレ行ってね。なるべく身体動かしてね」
娘に言ったけど、動きまくって縫ったとこ開いちゃったらどうしよう。やたらなこと言えない。「でも、安静にしててね」
自分でもうわずってて何言ってるのかよくわからない。
とにかく娘は血栓も癒着もなく、ほんとうに、天の神様、ご先祖様とわたしたちの友人縁者のおかげさまで無事に生還できた。ありがとうございます!!
ありがとうございます!!!
この1週間、久しぶりにひとのためにいっぱい料理したなぁ。いつもはこんなに気合入れて作ってない。孫たちが心細かろうと夕飯のおかずを運んだんでした。
料理はやりだせば嫌いじゃない、けれど、やっぱり、楽しくやりたいな。
心配しながら料理するのは、やだなぁ。
そういえば、ラジオで聞いた。一人暮らしのお母さんがおうちでひとりで亡くなって
しまった。息子が冷蔵庫を開けると、帰省する子供たち孫たちのために冷蔵庫に母特製のポテトサラダが入っていた。集まってきた家族たちと母の最後の味を大事に食べた。
そのあと母の味を再現しようとしてもどこかなにか違うんだそうだ。母のポテトサラダは特別。
せつないけれど、いいなって思う。
わたしもこどもや孫たちにそんな料理残していけたらいいな。
「おかーさんのあの料理また食べたいな」ってつぶやかれたらうれしいな。