エッセイの語源。つまり最初にエッセイを書いたのが、
16c、モンテーニュによってだ。
どうしても16c西洋の中世に興味のある僕。
(特にフランスだが。
以前、肺炎で入院した時、暇つぶしで読んでみた。
・エセー1~6巻 モンテーニュ著 原二郎訳 岩波ワイド文庫
正直、変人だと思った。
いろんなテーマについて、思いつくままに書かれたような本だ。
(そんなエセーにも、岩波の訳者によって、確か岩波新書で入門のための本があったはず。
また、こんな本もある。
・ロベール・オーロット 『モンテーニュとエセー』
荒木昭太郎訳、白水社:文庫クセジュ、1992年
そのほかにも、モンテーニュについて書かれた本はいっぱいある。
Wikipedia日本語版にも情報は多少ある。
ところで、親友、人文主義者ボエティーが早世しなければ、ここまで変人になっただろうか?
若いうちから法官、アンリ3世の侍従、ボルドーの市長までなりながら(いやいやだが)、
その役目を終わるとさっさと隠遁生活に入り、
この本を書いていった(これだけではないが)、モンテーニュ。
思いつくままに書かれたような内容。
ひまつぶしにはお勧めです。
今回はここまで。