先日、妻の店のベランダを直していたら、近くの畑にいた実母が「離れの板塀も直して。釘2、3本打ち付けてくれたらいい」と頼んできた。

 道路側に設置された板塀は焼杉でできており、老朽化してボロボロ。とても修復できるような状態でない。離れ自体古いので、あと何年ももたないだろうが、仕方なく全面、張り替えることに。



 朽ちた杉板をすべて取り除いた上、支柱に2本の垂木を渡し、ペンキを塗って腐食防止。その上に園芸などで使う長目のラティス3面を張った形の塀にしようと考えた。

 しかし、塀の脇には汚いどぶがある。田んぼのような川に、ひざ下まで泥の中に浸り、足場が不安定な中での作業。この日は時折、冷たい雨が降ったり、大量の花粉が飛散し、最悪の気象条件。寒さと花粉に耐えながらの大工仕事となった。

 午前9時半のホームセンター開店に合わせ、作業を開始したが、はかどらず、昼食もとらぬまま。結局、午後2時までかかってしまった。

 完成すると今までの黒い焼杉から明るい色のラティスに代わり、部屋の中も明るくなった。

 しかし、相変わらず、離れの屋内は捨てていいようなモノであふれかえっている。

 「傍目ばかり、気にするより、中をきれいにせいよ」と思わず、つぶやいた。