1月末から2月にかけ、市内の各自治会では総会が開かれる。

 コロナ禍以降、書面を各戸に配布し、協議事項を確認してもらう自治会も増えたが、うちの自治会は約300人が収容できる文化ホールで総会を開くようになった。

 インフルエンザや新型コロナウイルスが流行しているため、ジィジは欠席(委任状を提出)。新自治会長や役員、神社係などの選挙があった。

 神社の祭礼などを取り仕切る神社係は自治会長経験者が選ばれるのが慣例で、本来なら今年はジィジが当たる年回りだった。しかし、投票者の配慮で無事、回避させてもらえることができた。町民の心遣いに感謝したい。

 

 この地方には「オコナイ」という神事がある。ジィジの村には2つの神社があるので、2月10日と13日の2回、オコナイを執り行う。

 この間には「建国記念の日」や土日が入り、準備日を含め、1週間ほど仕事を休まなくてはならない時も。町民の中から「日程を変えて」「会社を休めない」という声も出ており、昨年、自治会は神事についての住民アンケートを実施。この日の総会で結果が公表された。

 オコナイはコロナ禍以前は「全員参加」だったが、コロナ以降、当番の8人だけが参加する方式に代えられている。アンケートでは「以前に戻す」という意見は少なく18%。「当番のみ」の声は過半数の62%を占めた。

 そのほか、これまでのしきたりや慣習についても簡素化する意見が多く、大きく改革された。ただし、日程については神主のスケジュールの都合で変更できず、従来通りのまま。

 

 生活様式の変化や少子高齢化により、地域コミュニティの運営、維持が難しい時代になっている。伝統を守ることも大切だが、今回の改革は、おらが村にとって、大きな前進といえそう。