ハローワークで雇用保険の求職者給付の手続きを済ませ、さっそく相談窓口に向かった。いわゆる就活の始まりだ。

 受付票には名前や希望就業形態、担当窓口、職種などが書かれており、以降、相談、応募する際はこのカードを提示しなくてはならない。

 

 選考では筆記試験や作文、面接(個人、集団)などがあり、事前に応募書類(履歴書 、職務経歴書)を企業に提出する。

 ジィジが履歴書を書くのは実に35年ぶり。一定のルールがあり、職員さんから「応募書類の作り方」という手引書をもらった。

 まず、履歴書の様式だが、A4(二つ折りと見開きA3)、B5(二つ折り)があり、A4の方が「志望動機」「趣味・特技」「アピールポイント」などの記載欄が広いため、おススメ。ただ応募先から指定されているときはその様式に従う。自筆のほか、一部パソコン可もあり、応募先に確認すること。自筆は応募者の字のクセなどを確認するためらしい。

 筆記用具は黒のボールペンか万年筆。間違えたときは修正液、修正テープ、二重線、訂正印などは厳禁。最初から書き直す必要がある。写真は基本スーツでダーク系。ワイシャツは白でボタンダウンは望ましくないらしい。

 文体は「です・ます」調で統一し、年号も和暦、西暦で合わせる。繰り返し記号の「〃」や「同上」「同社」などの記載もダメで、〇〇県立〇〇高等学校というように、正式な名称を書く。

 面接の際、提出した履歴書の内容に基づいて質問されることが多いので、出来上がった履歴書はコピーしておき、質問されても記載内容と矛盾するような応答をしないようにする。

 このほか、履歴書にはたくさんのルールがあり、正直、驚いた。書き始めたが、普段はパソコンで文字を入れているから、間違えばかり。用紙が何枚あっても足らない(笑)。時間はたくさんある。焦らずボチボチやってゆこう。