「こんにちは」。普段、見慣れない顔の男性が突然、我が家を訪れてきた。
「市役所の〇〇です」。よく見れば、長い付き合いの広報課長。「おう、どうしてたんだ。よく家がわかったね」と迎え入れると、彼は右手にこの辺の地図を握りしめていた。
「長い間、ご苦労さまでした。これは、お世話になったお礼です」と紙袋を手渡された。思わぬ記念品にびっくりした。
彼は「健康によいとされる『白湯専用』のマグカップです。これで元気になってください」と言ってくれた。同封の手紙には広報課有志一同として職員8人の名前が。
「本当にありがとう。逆に世話になったのはオレのほう。悪いな」と礼を述べた。
マグカップの注意書きには冷たい飲み物からホットドリンクまで利用できる、と書いてあったので、さっそくホットコーヒーをドリップして飲んでみたが、保温性があり、飲み口がアルミ製なので、アツくて飲めない。また、夕食時、冷蔵庫に入れておいたビールも注いで飲んでみたが、冷たすぎて歯が浮きそう。彼が「白湯専用」と言った意味がわかった。
思わぬ来客、プレゼントに感動し、市役所広報課にお礼のメールを送信した。
このたびは私ごときのために素敵な品をプレゼントをしていただき、ありがとうございます。
新聞社に勤続して27年。旧町時代から合併を経て、今日(
その間、皆さんにはいろいろお世話(迷惑)をかけ、
私みたいな「毒舌記者」はもう現れないでしょうね(笑)
おかげさんで今は薬が効いているせいか、
まだ何も考えていませんが、十分、動けそうなので、
白湯カップさっそく、使わせていただいています。
これで体が十分温まりそうです。あと懐が温まれば最高ですが…
聞く耳を持たないトップ(市長)の下、大変だろうと思いますが、
明けない夜はない、止まない雨はない、と思い、
市職員たちのサプライズクリスマスプレゼント。大切に使いたい。