退職すると、いろいろな事務手続きが発生する。

 まず着手したのはスマホの名義変更。ジィジはプライベート用と仕事用の2台のスマホを所有している。ここ数年は「話し放題、パケ放題」の仕事用をメインに使い、プライベート用は最低限の格安プランに入っていた。

 仕事用は社長名義になっており、このまま、この番号を使い続けるには名義変更が必要。手続きには社長も携帯電話会社に同席してもらわなくてはならず、スケジュールを調整し、手続きを済ませた。

 しかし、電話機は2台のままでは。以前、プライベート用スマホを買い替えた際、通信に必要なシム2枚が差し込めるデュアルシム機能付きの機器に変更していた。スマホの名義変更などの手続きは1日1回しかできないため、翌日、再び同じ携帯電話会社に出向き、1つのスマホで2つの電話番号が使えるようにしてもらうことに。

 ただLINEは1回線しか使えない。事前に仕事用スマホに登録していた「トーク」仲間に変更の案内をした。ところがIDなどを教えても変更できないユーザーばかり。家族や知人に変更してもらっている友人もいた。

 2日目、携帯電話会社で2台を1台にする手続きが完了。2つの番号とも「話し放題」にし、パケット料金は過去の使用データを参考にしたプランに変更。これで料金は、少し安くなった。

 

 次に変更したのは健康保険。退職後の保険制度には▽任意継続▽国民健康保険▽被扶養者の3つの選択肢があるが、市役所に算定してもらったところ、前年度所得が少ないため、国民健康保険が最も安いことがわかり、会社に書いてもらった退職証明と身分証明書を持参し、市役所で手続きをしてもらった。また、「限度額適用認定証」も発行してもらい、引き続き高額な医療負担も一部免除してもらえることに。

 あと、会社に出向き、退職金の入金手続きを済ませ、残るは失業給付に関する手続きをするだけ。すでにハローワークにはニート登録しているので、労務士に書いてもらう離職票を持って、ハローワークに行けば、済む。離職票は来週には手元に来る予定だ。

 

 仕事を辞めてからも「あれをしなくては、これはどうする」と気忙しい日々が続いている。

 ジィジは家でジッとしているのが嫌な性分だから、これぐらいがちょうどいいかも。