
昨日、映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」を鑑賞した。
この作品は東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人が越谷に海を作ることを計画。美しい砂を求め、和歌山に向かうが、そこで目の当たりにしたのは関西でも同様、「超・地域格差」があり、滋賀県民などが大阪、兵庫(神戸市)、京都市からディスられていたーというユニークなストーリー。
物語では滋賀県民ならだれでも知っている彦根城、竹生島などのほか、サラダパンやフナ寿司、信楽焼なども登場する。
平日だったが、シネマは6割程度の観客が入っていた。目についたのは老夫婦やシルバー世代の女性たち。地元のことだから、皆、うなづきながら観ていたが、他県民なら平和堂のホップカード、学習船うみのこ、マイアミ浜などは「何のこっちゃ?」か、わからなかったと思う。
埼玉、滋賀の連合軍が敵対する大阪軍に対抗するため、考えたのが「琵琶湖の水を止めること」。京都、大阪の水がめといえる琵琶湖の水をせき止めることで、抵抗しようと考えた。しかし、瀬田川洗堰の水を止めると、滋賀県内が水浸しになるというリスクを伴う。滋賀県民は埼玉軍の作戦に協力を惜しまず、やがて勝利を収める。
この勝利に貢献したのは「とびだしとび太」。とび太は東近江発祥の交通安全看板で、滋賀ではいたるところに立っている。
映画では地元出身の堀田真由ちゃんやくっきー、高橋メアリージュンらが出演。きょうだいや指揮官に扮し、地元愛を熱演していた。
埼玉の次、まさか滋賀県にスポットが当てられるとは思わなかった。しかし、学生時代、関東地方の同級生からは「滋賀県は琵琶湖しかない」「京都、大阪の通過点」などと、よく言われた。また、大阪、京都府民から「何もないやん」と言われたら「琵琶湖の水とめるで」とよく反発もしていた。それが実写化されるとは。
この映画、果たして滋賀、埼玉以外の人たちも観るのだろうか?
映画ランキングにノミネートされなくても、せっかくの機会だから、地元だけでも盛り上がってほしい。
今まで肩身が狭かった滋賀県。
「滋賀県人よ、胸を張れ!」
この映画でそう感じた。

