慢性リンパ性白血病の定期健診。約1カ月ぶりに血液内科を訪れた。

 白血球、赤血球とも基準値内。ただ、相変わらず血小板が10・1万と少ない。医師曰く「5万もあれば大丈夫。心配ないでしょう」との診断だった。

 このほか、気になったのは脂質(コレステロール)が多い。間食はせず、夕食も摂っていないのだが、「仕事を休んでいるから、栄養過多になっているのかも」(医師)と食事をコントロール(制限)するようアドバイス受けた。

 

 先日、国からコロナワクチン接種健康被害を認定されたことを話すと「よく認められましたね」と驚きの様子。「今後も目の検診を続けるなら、大きな病院を受診するほうがよいかも」と指摘された。また、今後のこと(仕事)についても問われ、「まだ白紙です。ぼちぼち考えます」とだけ答えた。

 看護師さんにコロナ、インフルエンザについて患者数を尋ねると「相変わらず、両方とも減らない。特にインフルエンザは猛威を振るっている」といい、看護師さんの子どもが通う小学校では学級閉鎖が出ているらしい。

 

 慢性リンパ性白血病に加え、コロナワクチン接種による網膜中心静脈閉塞症を発症したジィジ。障害者手帳を取得できないか、市役所を訪ねた。

 身体障害者手帳を持つと、障害の等級などにもよるが、税金や公共料金、交通費の一部が減免される。手帳を申請するには▽視覚障害用▽肢体不自由▽心臓機能など9つの部位の障害について、指定医師により定められた診断書を書いてもらわなければならない。

 ジィジの場合、過去、視覚障害が起きたが、今は回復しているし、かかりつけ医も指定医師でないため、診断書は書いてもらえそうにない。担当者は「基礎疾患は難病指定されていませんか?」と聞いたが、それも該当せず。手帳申請は無理と判断。「障害者手帳を持たなずに済む、ということにおいて、幸せなのかな」と開き直った。

 高騰する物価の中、傷病手当だけで夫婦2人暮らしており、生活も苦しい。「何か、手はずはないものか」と本やネットなどで調べ、役所などに出向いているが、世間はそう甘くない。あとは生活費を見直し、無駄なものは買わないようにするしかない。

 しかし、残る人生、好きなように、自由に、楽しく過ごす、というポリシーだけは曲げたくない。