体調が良かった先週。調子に乗り、京都へ出かけたり、自治会の川掃除の手伝い、借りている駐車場の草刈りをしたところ、その「ツケ」が回ってきた。

 

 右足のアキレス腱が痛くなり、その後、痛みは右足から腰、足首へと移り、夜も寝られないほどに。ガマンしきれず、昨日、かかりつけ医を受診した。

 先日の血液検査の数値に異常はない(血小板は相変わらず低いまま)。

 医師に経緯や症状を話すと、足を触診。「確かに赤く腫れていますね」と言った。

 ジィジは「家族から最近、『物忘れが増えた』とも言われる。持病(慢性リンパ性白血病)や薬の副作用のせいですか」と問うと、医師は「同じ病気の患者さんでも現役でバリバリ働いている方もいらっしゃる。それは関係ないでしょう」と述べた。

 これまでジィジは頭から足の先まで痛みや不具合を発症している。残っているのは脳ぐらい。これで認知症にでもなれば、どうしようもない。医師は「この病気による脳への悪影響は出ないでしょう」といい、「(痛みの)原因は『老い』」と結論づけた。

 



 医師は「失礼だが、〇〇さんは少し鬱がある。深く考えすぎ。もっとおおらかに、前向きに物事を考えては」とアドバイス。同席していた妻も「その傾向はあった。体が動かなくなっているのに、なんでも自分で、という気持ちばかり走っている。無理がたたっただけ」と追従した。

 医師は「奥さんのいうとおり。奥さんは素晴らしいドクター」と称賛。医師と妻はクリニックに響き渡るような、大きな声で笑っていた。

 結局、痛み止めを処方してもらい、今のところ、痛みも収まっている。

 「老いか…歳には勝てへんな」。