先週水曜日から続いていた左足の痛みを診てもらうため、昨日、総合病院の整形外科を受診。診断の結果、皮膚と皮下の脂肪組織に生じる細菌感染症「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」と判明した。

 

 整形外科医に腫れた足を見せると「関節ではなく、広範に炎症が起きている」「血液をみると、(数値が)ずいぶんよくなっている。偽痛風とは異なるかも」とエコー検査を実施。また、先日、撮影したレントゲン写真を見て「何かが患部を取り巻いていますね」といった。

 ロキソニンを服用しても効かず、先週の土曜、救急外来の受診時、炎症や痛みを抑えるジクロフェナクと細菌の感染を抑制するケフラールを処方してもらったところ、症状が緩和していたことを話すと「細菌が入りこんだ。蜂窩織炎でしょう」と述べた。

 この病気は皮膚が赤く腫れて熱感や痛みを伴い、下肢に多く発生し、全身の発熱や悪寒を伴い、重症化する場合も。原因はひっかき傷や刺し傷などによってできた小さな傷から侵入したブドウ球菌やレンサ球菌などが一般的だが、傷のない正常な皮膚でも起きるときもある。

 抵抗力が弱った人に感染しやすく、医師は「〇〇さんの持病(慢性リンパ性白血病)が起因しているかも」と分析。「土いじりや少し疲れた場合でもかかりますよ。何か見当たりませんか?」と言われた。

 そういえば、10日ほど前、花苗の移し替えをした。それが原因かも…。

 

 血液内科の医者からは以前から、何度も慢性リンパ性白血病患者は免疫力が落ちており、①土いじりをしたらダメ②生魚などは食べない③重労働はしないーなど釘を刺されていた。ところがジィジはそれをすっかり忘れていた。

 救急外来で出された薬を1週間、服用し様子を見ることになった。帰って妻に診察の結果を話すと「土いじり禁止令」が出された。当然のことである。病人は病人らしくおとなしくしていればよかった。