昨晩は約1年ぶりに集落内の仲間が集まり、楽しい宴になった。

 ジィジが管理している古民家では月1回、親睦を深めるため、飲み会を開いていた。

 しかし、コロナ禍、ジィジの入院などで一昨年の12月以降、開けていなかった。

 昨日は自治会の総会日。就任が決まったばかりの新自治会長を囲んでの激励会だった。

 宴会は自分の食べたい食べ物、飲み物を持ち寄るスタイル。参加費は施設運営費として500円を徴収するが、ジィジが自慢の腕を振るったメニューを提供することになっている。昨日はまだ体調が本調子でなかったので、フライドポテトとラーメンを作って、皆に食べてもらった。

 

 この1年間、公の場に顔を出していないジィジは皆に近況を報告。無事、退院でき、一時は会社に復帰。今は休職していると述べ、入院前、メンバー10人からいただいた「お見舞い」の「見舞い返し」としてコーヒーチケットを手渡した。

 

 10枚綴りのチケットはコーヒーのみに使用でき、有効期限は「店主が生きている限り」。使用者がわかるよう、一番上の台紙に署名してもらった。

 

 ジィジは休職期間中、空いている時間を利用し、喫茶店を再開しようと考えている。不定期営業だが、当面の間は週末の3時間程度を予定している。開けているときはラインでメンバーや常連客に告知しようと思っている。

 コーヒーチケットを作ったことで、自分自身に責任感が芽生え、新たな張り合いができた。

 

 昨日の宴は8時前に解散。9時までには清掃もでき、帰宅することができた。

 自宅に戻ると、いつもは寝ている家族たちが、起きており、温かく、迎え入れてくれた。

 孫や娘、嫁の笑顔は健康の源。

 安らぐ場所があるから、何事にも打ち込める。