充電(休職)期間中も読者の方々から、励ましのお手紙やメールをいただいている。

 新聞各紙の切り抜きを趣味としている高齢女性はジィジのコラムを残してくれている。「私の心を打つもので、大切にしたい」「どうぞ、1日でも長生きして、お孫さんの成長やお子さんたちの将来を見届けてください」「ご自身が大変な中、筆をとり読者に届けていただき、感謝申し上げます。復帰を待っています」と心温まる言葉をいただいた。

 

 若手のオペラ歌手からは、「ワクチンの健康被害」のコラムを読んで、メッセージを寄せていただいた。

 周りで副作用が出た人が数人おり、ワクチンを打たないでいた。しかし、上司から「打つように」と追い詰められ、困っていた。

 それでも打たずにいたら、今年度、学校巡回業務から外され、来年度もどうなるか、わからない。

 最近では30代の先輩が不整脈が出て、歌うのがしんどくなり、舞台を降板。医師からワクチン後遺症とされたという。

 

 ワクチンに関しては「自己防衛」「公衆衛生」「思いやりのため」という広告ばかりの中、このようなコラムが掲載され、とても感謝しています。

 もちろん、ワクチンを打った方が良い方もいらっしゃると思います。ただ私の年代だと、罹った後の重症化率からみても、打つかどうか悩む人も多かったように感じる。「誤った考えに振り回されないように」との訴え、コラムをきっかけに、私も自分に問いかけようと思います。

 

 ジィジの返信

 市内の医師でも反ワクチンの方はたくさんおられます。

 厚労省は死者20人について、一次金を支払うことを明らかにしています。

 ワクチン接種5回しても、罹っている方はおられます。ワクチンは自身を重症化させないための措置。他人に感染させないための接種では、ありません。

 ワクチン接種のリスクはたくさんあります。私は皆さんに打つな、と強要はしません。

 コラムでは一部の誤った考えに振り回されないようにしてほしい、と訴えたかったのです。

 厳しい社会情勢ですが、あなたの歌声を楽しみにしてらっしゃる方も多い、と思います。ご活躍を期待しています。