昨日、初めて市内の子育て支援センターに出かけた。

 えっ、オッサン1人で?いえいえ、孫と娘に連れられてです(笑)。

 

 昨日は午前中、妻が孫の子守りができなかったので、最寄りの支援センターで遊ぶことに。職員さんが孫の名前を覚えてくれていて「○○ちゃん、おはよう」と声をかけてくれた。さすがプロ。センターに来ている子どもの名前を暗記しているようだ。

 

 センターには5,6組の親子がいた。全員、保護者はママ。男性は自分1人だけ。ジィジは普段、女性ばかりのところへ取材に行く機会があるので、このようなところは平気。さっそく、おもちゃを借りて遊ぶことにした。

 



 最初はミニカーを走らせるジオラマ。次はさっそうと滑り台、そして子ども用のキッチンセットでままごと。今度は三輪車やスーパーカーに乗車など、施設内を所せましと駆け回る。ジィジは預かった孫をケガをさせまいと、気が気でない。必死で後を追いかけた。

 

 周りを見渡すと、他の親子は座ったまま、ほとんど場所を移動せず、会話や交流もほとんどしていない。私たち親子だけが元気にはしゃぎまわっていた。

 たまに他の子が声をかけてきたり、一緒に遊ぼうとするのだが、相手の母親はすぐに「迷惑かけてゴメンなさい」「邪魔になりますね」と離そうとする。ジィジたちはウエルカムなのだが、皆、すごく遠慮していた。

 都市部にすむ娘に聞くと、地元の支援センターでは親同士、子同士の交流が盛んで、子育ての情報交換などをよくするらしい。ここは田舎特有の閉鎖性なのか、その違いに驚いていた。

 

 子育て支援センターの利用は基本1時間。お話会を待たずして、センターを後にした。孫はお腹を空かし、たっぷりランチを堪能。疲れたせいか、いつもより長く昼寝をした。

 ジィジは仕事を休んでいたおかげで、妻のピンチヒッターとなり、孫の子守りを無事務められた。「休み」というのは、こんなときに役立つ。

 頼りない代打だが、チーム(家族)のピンチ(子守り)を救えることができれば。