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毎月、受診していた血液内科。血の状態も良くなり、体調も安定してきたため、来月以降、2カ月ごとの検診になった。
白血球、赤血球とも異常なし。血小板は少ないが、医師によると心配するほどの数値でない、という。ただ、塩分や脂質の摂り過ぎにより、肝機能などが落ちており、「家にいる時間が長いので、食べすぎになっているのでは」(ドクター)と指摘された。
昨年夏ごろから、ほとんど分子標的薬の副作用(体の傷み)もほとんどなくなり、医師からは「もう仕事をしても大丈夫でしょう」と言われていた。
前の会社は2年前、1年後に辞めることを決めていた。辞めてもしばらくは家でゆっくりするつもりだったが、毎月の医療費(薬代)が家計を圧迫。年金だけでは安定した生活ができないことがわかってきた。
離職後、ハローワークに通い、失業を申請すると、在職年金が自動的にストップされ、失業手当のみになってしまい、アルバイト並みの手当で生活しなくてはならなくなった。ハローワークのネット情報とにらめっこする日々が続いたが、募集しているのは介護や飲食関連ばかり。62歳のオッサンを雇ってくれるような企業なんて数えるほどだった。
また、病み上がりだし、体力仕事(重労働)なんて無理。理想の職(事務系)は競争率が高く、高嶺の花だった。「ああ、オレに合う仕事はないのか」と落ち込みむときもあった。
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自分のやりたいことと一致しており、「もうこれでダメだったら、(就活は)終わりにしよう」と覚悟を決め、面接を受けたところ、なんとか内定をいただけた。
苦労して手に入れた職。失いたくない。勤務態度や職務内容が良ければ、67歳まで雇ってもらえるようで、いまは「何が何でもしがみついてやる」という思いでいっぱいだ。
春からは公私ともに忙しくなりそうで、仕事に専念するつもり。
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コメントをいただいた方々、毎回、読んでくれていた皆さんに感謝しながら、再開できることを祈り、ペンを一旦置かせていただきます。
また逢う日まで
再び、お目にかかることを祈念して
ご愛読ありがとうございました😊