
2010年 イギリス・オーストラリア 118分
監督:トム・フーバー
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファー・エール、マイケル・ガンボン、ロバート・ポータル
(イントロダクション)
「シングルマン」のコリン・ファースがエリザベス女王の父にして国民から慕われたイギリス国王ジョージ6世に扮し、その知られざる感動秘話を映画化した伝記ドラマ。共演はジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター。英国王ジョージ5世の次男ジョージ6世。幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え内向的な彼は、苦手なスピーチを克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるものの一向に改善しない。そんな夫を心配する妻エリザベスはスピーチ矯正の専門家ライオネルに最後の望みを託す。その矢先、兄エドワード8世が突如王位を返上、恐れていた国王の座に就くことを余儀なくされ、泣き崩れるジョージだったが…。
いい作品だった。
すごく印象が残っているシーンが一つ、
ジョージ6世が言語聴覚士のローグの所を訪ねる。
いつもと様子が違うのを察して、
ジョージ6世と公園に散歩しに行く、
そこで、プレッシャーに潰されそうな気持ちを吐露する。
それについて、会話が続くがジョージ6世が声を荒げ始める。
ローグも応戦するが、ジョージ6世はローグを罵って去って行く。
この後、ジョージ6世が後ろを振り返らずに前を向いて歩いてその後ろに、
歩を止めてそのジョージ6世を悲しい目つきで見送るローグ、
このシーンはすごく印象に残っている。
特にローグのあの表情は、もうこれで終りかなあ?と思っているようにもとれるし、
自分が何をすべきなのかわかった表情なのか?
ジェフリー・ラッシュの表情が一見、無表情にも見えるのだけれど、
微妙な変化で何かを訴える演技は素晴らしい。
また、コリン・ファースとジェフリー・ラッシュの2人が画面に写っていると時は、
2人のぶつかり合いから目が離せなかった。