$こんなんありました!
2005年 日本 81分
監督・脚本:小林政広
出演:占部房子、田中隆三、香川照之、大塚寧々、加藤隆之

(イントロダクション)
 2004年にイラクで起きた日本人人質事件を巡る日本国内での反応をヒントに、中東で人質となった主人公の帰国後の姿を描いた社会派ドラマ。2005年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作。北海道のとある海辺の町。ホテルでアルバイトをしていた高井有子は、ある日突然クビになってしまう。彼女は中東の戦時国でボランティア活動中、武装グループに拉致・監禁され、人質となった女性。無事に解放され、帰国した彼女には世間からの厳しいバッシングが待っていた。ホテルの支配人も、そんな彼女の存在を持て余し、クビを決断したのだった。

あのコンビニでおでんを買うシーンは、何を表しているのだろうか?
あのひとつひとつ別々の器に入れてつゆを沢山いれてもらう行動に、
何か意味が隠されているのだろうか?と思ってしまった。
この映画を観ていて思ったのは、主人公は結局自分の居場所が日本にないが為に、
海外にボランティアという名目で、居場所を探し心地良い場所を求めているのだろう。
いたずら電話をかける人間、会社の業務に支障が起きているので退職を促す担当者、
悪気はないのだろうけど嫌味を言う継母の職場の人間、
一体そんなことを口にして、何が言いたいのだろうか?
会社を退職した父親は自殺してしまうことになる。
ボランティアという言葉だけで、事件に巻き込まれて帰国した女性に焦点をあてているけれど、
あまり詳細はわからないけれど、元彼が言っていた言葉はまあ正論だと思う。
私もボランティア活動をしていた頃、同じことを言われたことがある。
自分に余裕がないのに人を助けれるかあ?
自分の本来やらなけらばならないことをしっかり行うのが先ではないのかと言われたことがある。
言われた時は、まあその通りと素直に思えなかった自分がいた。
そんな状態がこの主人公なの状態なのかもしれない、
この主人公を全否定することはできないけれど、細かい事が描かれていないので何とも言えない。
あのおでんを買うシーンで空気を読めない女というイメージを与えているのだろうか?
自己責任がどうのこうのとかバッシングされていたけれど、
そのバッシングしている人間は、匿名で好きなことをしても良いというのかあ?
そいつらがやった行いで人が死んでいるんやから、そいつらは殺人犯じゃないのか?
いずれにせよ自己責任がどうのこうのと叫ぶ人間って、人を死に追いやった責任については、
どう考えているんだろうか?