こんなんありました!

1980年 日本 114分

監督:野村芳太郎

出演:渡瀬恒彦、十朱幸代、中野良子、若命真裕子、北林谷栄、宇野重吉


(イントロダクション)

破傷風の女の子と両親の、病魔との闘いを描いたヒューマン・ドラマ。埋め立て地での泥遊びにより破傷風となってしまった女の子。死亡率が非常に高く、光、音などの刺激により激しい痙攣を引き起こすこの病気の看病は非常に困難で、母親は、その疲労により徐々に精神を蝕まれていく……。


破傷風という病名は聞いたことはあるけれど、

恐ろしい病気だなあと思った。

1975年~1981年に生れた子供はワクチンの予防接種を受けていない可能性が高いらしい、

最初に川で普通に石を拾ったり、蝶々をおっかけたりする少女がいる。

その少女が泥遊びをしている時に、指先を切ってしまうこれが悪夢の始まり、

この年頃の女の子って両親そろって可愛いに違いないし、

笑顔をみるだけで活力になるはず、

ある日、口が開けづらくなり歩き方もおかしくなり、いきなり舌を噛む発作を起こしてしまう。

最初こそちゃんとした診断結果がでなかったものの、

破傷風と診断され、即入院そこから地獄の2週間が始まる。

命の保証はなく、日に日に病状は悪化していく、

そんな中、両親も看病疲れで疲弊していき精神が不安定になってしまう。

この作品の中でも、子供が発作を起こすときにはすごく体を反ってしまうのだけれど、

その反り方がこれ以上反らないだろうというぐらいの勢いで反ってしまうので、

脊髄損傷で死亡してしまうのが多かったらしい、

かなり精神的に追い込まれる作品、ホラー映画に近いものを感じた。

こんなの実際同じ年頃の女の子を持つ親は直視できないと思う。

少女が川で遊んでいるシーンを観ていると、

私が小学生の頃なんて毎日ドロドロになって、

裸足で駆け回りガラスの欠片で足の指を切ったりしていたので、

ワクチンの接種をしていなければ破傷風に罹っていてもおかしくないと思った。