2006年 アメリカ 141分
監督:クリント・イースッドウッド
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童、裕木奈江、松崎悠希、nae、マーク・モーゼス、ロクサーヌ・ハート
(イントロダクション)
『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド監督が、硫黄島の戦いを日本側の視点から描いた戦争ドラマ。硫黄島で36日間にも渡る激戦を繰り広げた兵士たちの素顔が、数十年後に発見された手紙から明かされていく。
硫黄島ってどこにあるの?という人もいてると思うけど、
小笠原諸島にある島で今は、アメリカ軍の軍事施設と自衛隊の航空基地があるが、
上陸するには東京都と自衛隊の許可が必要らしい。
日本側からの視点で描かれているが、
渡辺謙演じる栗林陸軍中将軍は実在の人物らしいが、
もう一人この上官粋だなあと思ったのが、伊原剛志が演じていた西竹陸軍中佐というキャラクター、
実在の人物なのかどうかは?この2人すごい男前こんな上官ならついていっても良いと思えるだろう。
それに比べ中村獅童が演じていた伊藤海軍大尉、
こいつが口ばかりで最後は捕虜になっていたと思うが、
上官の悪口ばかり言って、
部下に精神注入ばかりして憂さ晴らしをしている大尉というか鬼軍曹と言った方がいいかもしれない、
わしは戦車の下敷になり戦車を道連れに死んでやると、
一人勇ましく体に地雷を巻き夜の戦場に消えて行ったが、
結局戦場の同胞たちの屍の中に紛れ一夜を過ごすが、濠の中に逃げ込み米軍に発見される。
こいつも観ているととてもイライラするが、本当は皆の前では強がっていたけれど、
実は怖かったのかなあと思うし、
その当時の状態では本当の自分の内心など言うことはダブーとされていたのだろう。
加瀬亮演じる清水陸軍上等兵のエピソード中で、清水が憲兵だった時に、
日の丸を掲げていない民家をみつけて、
非国民だお前が行け!と命令される。そこで奥さんが玄関先に出てきて、
主人は出征していて男手がなかったので言うと、清水が手伝い国旗を玄関先に掲げる。
その時にその犬が吠えてうるさかったので、清水に射殺するように上司が命令をする。
その理由もとんちんかんな理由だった。
清水は裏庭に回り空に1発銃を撃ち、家の中へ入れとその場を立ち去ろうとして歩き始めた時に、
犬がまた吠えて上官がその家に入り射殺して、
上官の命令に背いたということで、戦場に送られたという清水の話だった。
こんなことでいちいち犬を殺せだと言う上官って何考えているんだろう、
本当にちっちゃい人間にしか観えなかった。
何か沖縄戦に似ているように思えて仕方なかった。
この硫黄島の戦いが終わってすぐに、沖縄戦が始まっているみたい。
生き恥という言葉を聞くが、生きて恥をさらしてでも生きるべきだと思う。
