いつもならせいぜい観て2本ぐらいのはずが今回はなぜか3本の作品を観てしまった。



『それでも、生きてゆく』

 こんなんありました!

1996年夏、深見洋貴の妹・亜季が洋貴の友人である少年Aこと三崎文哉によって殺害された。この事件によって深見家は家庭崩壊し、洋貴は父とともに釣り船屋で働いて過ごしていた。

一方、少年Aの家族は密告者からの嫌がらせをいたるところで受け、そのたびに引っ越しを繰り返していた。父親は子供のために母と離婚し、子供に母親の姓を名乗らせるなど対応していた。

そして、2011年夏。洋貴の前に一人の女性が現れる。その女性こそ、少年Aの妹、双葉だった。双葉のことを知らなかった洋貴は、「自殺志願者」と感じ、自分の境遇・殺害された妹のことを話そうとするのだが…。


満島ひかりに嵌まっている私、初回を観てかなり重いないようだと知ったが、

双葉ちゃんの人柄に惹かれて観ることを決意。

しかし、こんなストーリーのようなことってありえるのか?

想像したが私がもし被害者側の家族、加害者側の家族になってしまったらどうなるだろう?

被害者側の家族なら加害者のことを一生憎み許さないだろう。

加害者側のかぞくなら、双葉ちゃんみたいにわざわざ接触をせずにこそこそと暮らしているだろうなあと思う。

だからこのストーリーが実際に成り立つことというのは現実の世界であれば難しいのではないだろうか?

被害者の兄と加害者の妹、お互い惹かれあいお互いの気持ちを知る。

知ったうえで双葉ちゃんは、自分の幸せを捨てて兄の尻拭いをするために、

永遠と続く可能性が高い償いを選ぶ。ここまでできた人間がいるだろうか?

できすぎ感は否めない、双葉と洋貴の会話は、いつもぎこちないが観ていて初々しかった。

双葉ちゃんがいてたから、

加害者側・被害者側それぞれ15年間背負い続けてきたものを下すことができたのだろう。

双葉ちゃんは、自分が一番最初に殺されていたら被害者はでていなかったと思い続けているのもあり、

兄の代わりに責任を取らなければならないという使命感でいつ終わるかわからない償いを始めるが、

これもまた何年後かすれば、厳しい状況に自分が追い込まれる可能性もある。

しかし、逃げずに自分らしく対応する双葉ちゃんはやはり出来た人間だと思う。

この内容が成立する可能性ってかなり低いような気がする。

親からするとまだ5歳の娘を殺されて、たった5年間しか娘の面倒をみることができなかった親が、

加害者側を許すつもりなんかになれるはずない、

加害者側もあえて15年後に被害者側に接触なんかしないだろう。

被害者側の人権、加害者側の人権という言葉を聞くけれど、

加害者側が全然反省していない状態で外の世界に出されて、

同じような事件を起こしてしまう人間、この人間に対して人権人権と人権を振りかざすのもどうかと思う。

確かに人権はあるよなあ、しかし人間なら人として反省し償うことは償わなければならないと思う。

そういうことをできない人間は、外に出す必要があるのだろうか?

この作品でも、妹がそれを実感して、最終手段に出ようとしていたのをみて、

やめろ~あかんそんなことしたらと声を出しそうになった。

このような人間関係で、すごく綺麗に収まってしまったのは出来過ぎた話だと思う。

加害者の自分が悪ない、父さんが悪いんだという言葉を聞いた時にはぞっとした。
そうして人の責任にして自分は悪くないと言い放つのにもぞっとした。


『全開ガール』

こんなんありました!

国際弁護士を目指す鮎川若葉は、新規採用されたばかりの外資系法律事務所が閉鎖されたが、運良く鮫島桜川法律事務所に拾われた。だが、任された仕事は所長・桜川昇子の娘の世話だった。子供も育児も大嫌いな若葉だったが仕方なく世話をすることになる。

そんな中で、最悪の出会いをし、再会することとなったのが、若葉が忌み嫌う「金なし、学なし」男、山田草太であった。子供を通じて嫌でも顔を合わせなければいけなくなった2人。全く理想と正反対の草太とかかわる中で、若葉は自分に向き合ってゆく。


何じゃこの女!絶対に近寄りたくない女!面倒くさい女!というのが若葉、

KISSから何も始まらないと、お前そこら辺のおっさんかというぐらいの赤ら顔で、

草太にKISSをするが、翌日には覚えておらず唇を奪われたと難癖をつけて訴えてやるという剣幕、

ほんまにお前最悪!という面倒くさい女、結局はKISSから恋は始まってしまう。

あとの内容はこの女が全開で日々生活をしていきながら、ダンゴ虫に助けられたり、

ダンゴ虫を助けたり、最後はくっついてしまう。

薬師丸ひろ子がキャリアウーマン、

バリバリの法律事務所の所長を演じていたが初めて観るような役柄だったのと、

博多のドS美人九条弁護士(青山倫子)とモーリス佐古田(佐藤二朗)に嵌まってしまったので、

最終回まで観れた。モーリス佐古田みたいな弁護士がいたら、

弁護してほしくないなあと思うの間違いない。

こんな独り言ばかりいう男は嫌いやけど、

誰にも相手されていないのに完全に言い切るのも普通じゃない。

モーリスはいったい何ついて語ったのか?

・肉食系女子と言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・親子丼と言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・今夜と言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・豪邸と言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・ものの数え方と言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・シャンパンと言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・結婚式と言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・カツ丼と言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・みぞうちと言うのはねえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 などと毎回何かについての雑学を疲労していた。

一番面白かったのが、みぞうちの雑学を話している時で、

若葉がガッツポーズした瞬間に肘がモーリスのみぞうちを直撃し、

うはうは辛抱しながら雑学を話し始めた。

何がきっかけになっているかわからないが、いきなり始まる。

一度だけは何を言っているのか理解できなかった。

『チーム・バチスタ3アリアドネの弾丸』

   こんなんありました!

 ある時、死因不明の遺体と遭遇した田口が、事件性無しと判断する警察にAiを提言し犯罪が見逃されるのを未然に防ぐ一方、白鳥は解剖率3%で残りの97%は死因が分からないまま闇に葬られている死因不明社会を打破するため、東城医大付属病院でAiセンター設立を進めていた。しかしAiを快く思わない警察庁の北山と宇佐見そして法医学者・スミレの反対に遭いセンター運営会議は難航する。

そんな中、Aiセンターに導入された新型の縦型MRIで連続殺人事件が発生。警察の情報を管理しAiセンター潰しや事件の裏で暗躍する男・斑鳩、業者との癒着を疑われる放射線科医師・島津、20年前のDNA鑑定の不備が生んだ「松崎事件」と呼ばれる冤罪事件で心に暗い影を落とすスミレと北山、北山に忠義を尽くす宇佐見。事件の背景にそれぞれの思惑が交差する中、田口と白鳥はMRIで起きた事件の調査に奔走し真相を紐解いていく。しかし、20年の時を超え「松崎事件」の因縁が再び浮上していた。


このドラマを見ていて勉強になるのが、パッシブ・フェーズ(受動的聞き取り調査)のグッチー、

アクティブ・フェーズ(能動的聞き取り調査)の白鳥、好対照の凸凹コンビの絶妙なバランス。

どちらかだけに偏ってしまうと調査も上手くいかないところを、この凸凹コンビはユーモアも交えながら、

調査を進めていくところは面白い。ラスト3話ぐらいになると、一体誰が犯人?という疑問があったけど、

松崎が頼んでもいないのにアリバイ工作をした時点で、ああこいつ怪しいなあと思ったら、

やはりそうだったので物足りなかった。やはり真犯人の顔が画面に映し出された瞬間に、

ええ~お前だったかと驚くような作品が良いので、いまいちだったなあ。

このシーリーズはまだまだ続きそうな気がする。

医療もののフジテレビのドラマでは『ドクターコトー診療所』、『医龍』が放送されると必ず観る私、

このチーム・バチスタシリーズも今後観ることにしよう。

今回は『医龍』シリーズにも出演していた、顔の大きさと肩幅のバランスが取れていない中村靖日も所轄の警察の係長なのに、白鳥にこき使われていたけれど、警察があんなにペラペラ事件のことについて喋ってもいいのやら、守秘義務違反にならないのか?という疑問はさておき面白いドラマだったかなあ。