2009年 日本 140分
監督:田中光敏
出演:西田敏行、福田沙紀、椎名桔平、大竹しのぶ、寺島進、山本太郎、石田卓也、上田耕一、福本清三
(イントロダクション)
山本兼一の同名小説を西田敏行主演で映画化した時代劇エンタテインメント。織田信長に登用され、安土城築城を任された名もなき宮大工が職人の誇りを懸けて挑む一大プロジェクトの全貌を、家族や門下の仲間たちとの人間模様を絡めてドラマティックに描き出す。監督は「精霊流し」の田中光敏。天正四年(1576年)、織田信長から安土城の築城を命じられた熱田の宮番匠、岡部又右衛門。しかし、城造りを指揮する総棟梁になるには、名だたる番匠たちとの指図(図面)争いに勝たなければならない。そんな指図争いの席で、又右衛門だけが巨大な吹き抜けという信長の注文をはねつける。職人としての確固とした信念が、ついには信長の心をも揺り動かし…。
昔の番匠の技術というのは大したものだと思う。
3次元CADで建物が建つまえからイメージができる今、
総棟梁の頭の中ではイメージできているが、その他の職人には全くもって検討もつかなかっただろう。
まして、詳細な図面と熟練された技術が必要とされる宮大工。
私にはとうてい無理な仕事だろう。
指図争い、今で言うところの入札という表現が一番近いのかなあ。
それで、織田信長が吹き抜けを要望していたのにもかかわらず、
それを無視した形の図面を書いた岡部又右衛門、
それには信長の命を考えてのことだった。
吹き抜けの危険性を立証し、又右衛門は見事に総棟梁になった。
その後、紆余曲折で完成への道を進む。
天守を支える大柱を4寸切らなければ、大梁が折れて倒壊してしまう可能性がでてきた、
その時の対処方法が、原始的というかこれしかないから仕方がないかもしれないけど、
何トンもする大柱をロープや滑車などを使って持ち上げる。
宮大工たちとその家族総出でみんなの力で持ち上げる。
そして4寸を切って、みんなが手を離して大柱が基礎に着地し、
手のひらを合わせて祈る、時間が経過して成功だと確信し歓喜にわく。
大竹しのぶがピカイチだった。
3年で建たなければ番匠の命はない、
なら契約不履行で違約金を払う程度で命が取られる訳ではないのに恐ろしいなあ。
秀吉役で次長課長の河本が出演していたけど、羽柴秀吉の時代で風格は全然ないけど、
秀吉ってこんなんやったんかなあと思うと笑えてきた。
