2004年 日本 132分
監督・脚本:塩田明彦
出演:石田法嗣、谷村美月、西島秀俊、りょう、つぐみ
(イントロダクション)
母親に連れられカルト教団“ニルヴァーナ”の施設で妹とともに幼年期を過ごした12歳の少年、光一。教団はその後テロ事件を引き起こして壊滅し、光一は警察によって保護され、関西の児童相談所に預けられるが、祖父は妹の方だけ引き取っていった。一方、母親は行方知れず。ある日、光一は再び親子3人で暮らせる日を夢みて児童相談所を脱走し、東京にある祖父母の家を目指す。途中で光一は、同じように大人のエゴによって深い心の傷を抱えた少女、由希と出会う。2人はそのまま一緒に旅を続け、反発し合いながらも次第に絆を強めていくのだが…。
最近、池脇千鶴につぎ嵌りかかっているのが谷村美月、
12月にサンケイホールブリーゼで好演される『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』、
チケットをゲットし、生の池脇千鶴に続き、生の谷村美月を観ることができる楽しみ。
7年前の作品、かなり幼い谷村美月だったけれど、
今演技派として活躍している片鱗は見えた。
由希と光一は激しく口論をする機会が多い、その中での口論で、
由希「何で何の関係ない人を殺したん?」
光一「殺されるには理由がある!」
由希「理由って何?」
光一「・・・・・・・・・・・・・・」
由希「言えない理由って理由じゃない!」
理由があれば何をしても良いと教え込まれて洗脳されている子供、
理由ってなんとでもこじつけれるので、
これを逃げ道に使って正当化するのだろう?
カナリアたちは、最大の被害者だと思う。
自分の意思など持てない小さな子供は、
教団に連れてこられて、外の世界の日常を知らないので、
そこでの生活がその子供にとっては日常になる。
そんな日常から世間一般でいうところの日常生活になったところで適応できないのは当たり前、
解放されても、子供たちにはそこからまた苦難を乗り越えていかないといけない。
解脱という言葉が不気味にしか聞こえてこなかった。
こんなカルト教団って無くならんのかなあ?
