1994年 中国 181分
監督:チャン・イーモウ
出演:コン・リー、グォ・ヨウ、ニウ・ベン
(イントロダクション)
1940年代の中国。資産家の息子だったフークイだが、賭けに負けてしまい全財産を失う。身重の妻チアチェンは愛想をつかして実家へ戻ってしまった。しかし、半年後、長男が誕生したのを機に夫フークイのもとへと戻ってくる。心機一転、困窮する一家の家計を支えようとフークイは得意の影絵の巡業を始める。そんな矢先、フークイは国民党と共産党の内戦に巻き込まれてしまう。フークイがやっと家族のもとに戻ってきたのは、共産党の勝利が決まり内戦が終結した後だった。一家はその後も、中国現代史の荒波にもまれながらも逞しく生きていく……。
40年代~60年代の国内情勢に見事まで降りまわされた家族の話。
最初の躓きは、フークイ自ら招いた報いで、
自分が稼いだわけでもないのに博打で全財産を失う。
しかし、家族のことを真剣に考え直す良いきっかけになったはず、
それからは、博打もせずに一生懸命に働く、
いきなり、フークイは内戦に巻き込まれてしまい、家族と離れ離れになる。
内戦が終結して家族の下に戻る、やっと平穏な生活ができると思っていたら、
何でこんなことが起きてしまうのという事件が起きてしまう。
本当にやりきれない家族、それでも生きていかなければならないフークイ一家。
60年代は、娘が嫁いで幸せな生活を送っていて、子供を授かる。
いざ出産のときに病院にいるのは看護学校をでたばかりの看護婦たち、
産科医がなぜいないのか、糾弾されていて民衆の前で、
首から何か書かれたダンボールをぶら下げ立たされていたりするからである。
この病院にいてる看護婦の態度のでかいこと、何かとてつもない権限でも持たされたのか?
一体何様的な振る舞いだった。国自体が命についてどう思っているのだろうか?
こんな状態が許されてもいいのだろうかと憤りを感じた。
そして、あっけなく子供は元気に生まれる、それだけじゃすむわけないだろと思っていたら、
出血が止まらずに、「こんなの習っていない」とあたふたする看護婦たち、
こうなるとどないしようもない、こんな理由で亡くなっていく妊婦もやるせないだろう。
本当にこんな出来事あったのだろう。
その後、孫と一緒に娘と息子の墓参りに行く。この夫婦は何を思っているのだろうか?
また国に対しての不信感などないのだろうか?と思えて仕方がない。
人形一座で相棒だった男が町長になってあらわれるけど、町長って簡単になれるものなのか?
