こんなんありました!

2006年 日本 105分

監督・脚本:安田真奈

出演:上野樹里、本上まなみ、沢田研二、中村静香、笠原秀幸、石坂ちなみ、新屋英子、深浦加奈子、芦屋小雁、林剛史



(イントロダクション)

小さな町で電器店を営むガンコ親父と、そんな父親と衝突ばかりする次女を中心とした三姉妹が繰り広げる人生模様をペーソスとユーモアを織り交ぜ綴る人情ストーリー。主演は「スウィングガールズ」の上野樹里。共演に本上まなみ、沢田研二。監督は新人、安田真奈。ガンコな父に反発して田舎の実家を離れ、東京のデザイン会社でイラストレーターとして働く21歳の怜。ある時、上司と衝突した彼女は、その勢いで会社を辞めてしまう。そんな怜のもとに、妹の香から長女の瞳が倒れて入院したとの手紙が届く。あわてて実家へと帰省した怜だったが…。


瞳・怜・香の3姉妹、次女の怜を軸としてのストーリー、

怜の取る言動を見ていると何か自分を見ているようだった。

3姉妹の性格が見事にバランスが取れていて面白かった。

騙されて帰省し、実家の電気屋を手伝うことになり、

最初の頃は、投げやりな態度を取っていた怜だが、

父親の背中、そして自らがお客さんと接することで、

何かを感じ取っていき、そして父親が今までやってきた仕事の凄さを実感することになる。

そして、自分自身も人に気配りができるようになると、

いろんなことに気付くことになり、つっけんどな態度も優しくなる。

電気屋と言いながらも、田舎の電気屋なので喫茶店感覚で店にはおじいさん連中が集う。

父親の仕事に関しての情熱などわからなかった怜も、

病院を抜け出し一生懸命、得意先を回り家電の修理を姿をみて、

父親の見方が変わり始める、父親というものは、わが子のこと一番に考えているのだと、

父親を敵視していた怜も、父親の本質がわかると蟠りもとれていく、

なかなか風景も良く、言葉から察すると和歌山県の海岸線のどこかが舞台になっていると思う。