こんなんありました!

2000年 アメリカ 120分

監督:マット・ウイリアムス

出演:ナタリー・ポートマン、アシュレイ・ジャッド、ストッカード・チャニング、ジョーン・キューザック、ジェームズ・フレイン、サリー・フィールド、キース・デビッド、ディラン・ブルーノ


(イントロダクション)

辛い状況にありながらけなげに生きる少女の姿を描いた全米ベストセラー(日本版『ビート・オブ・ハート』)の映画化で、主人公を「レオン」のナタリー・ポータマンが演じている。ノバリーはまだ17歳の少女。でもお腹の中にはもうすぐ生まれてくる赤ちゃんがいる。そんな彼女はボーイフレンドと成功を夢見て駆け落ちをするが、気が付くと見知らぬ町のウォール・マートにひとり置き去りにされていた。お金もない彼女はウォール・マートに隠れ住み、そこで出産してしまう……。



ナタリー・ポートマンとアシュレイ・ジャッドの共演、

二人とも好きな女優さん、アシュレイ・ジャッドは観る度に雰囲気が違う

この作品でも、私の中のイメージと違っていた。

オープニングは馬鹿男と駆け落ちするノヴァリー、

ここらへんを観ていると何でこんな役を引き受けたのだろうと思ってしまった。

見知らぬ町のウォール・マートに置き去りされてしまう。

ノヴァリーと5という数字は因縁があるみたいで、不吉な数字でその日も、

サンダルをウォルマートで買い物したら釣りが5ドル55セントだった。

叫びながら駐車場に行くが馬鹿男は車と一緒にいなくなっていた。

その後も5という数字に悩まされることになるノヴァリー、

前半だけみていると何じゃこりゃどう締めるんだろうと思っていた。

その後、ノヴァリーはウォル・マートに隠れ住む生活を始める。

ある日、閉店したウォル・マートで破水してしまう、

そこで図書館で働くフォーニーに助けられる。

我が子と初対面した時に、何で初めて見たのにこんなに愛おしく思えるなんてと

母性が芽生える、未婚ではあるが母親になったノヴァリーはここからどのどん変わっていく。

見知らぬ町で仕事がなかったが、この1件でウォル・マートで仕事が出来るようになる。

そして、カメラ好きだったノヴァリーはカメラマンで生計を立てることができるようになっていく。

また親友のレクシーは完全に男に依存してしまう生活、

そんなレクシーはとんでもない男に出会い、自ら精神的にも肉体的にも痛手を被ってしまう。

もうこれで男に依存するのもなくなるのだろうと思っていたら、

すぐに男と付き合いを始めてしまう。こりない女だと思っていたら、

その男と結婚してしまう、その理由を聞くと間違いなく子供とレクシーを一緒に愛してくれそうな内容だった。

遠回りしてというか、子供を6人授かって初めて巡りあえた理想の男。

5人の子供を持ちながら男に依存していたが、

しっかりと5人のこどもに愛情を注いでいたレクシーは肝っ玉母ちゃんだと思う。

ノヴァリーは、ウォル・マートで置き去りにされた馬鹿男が新聞に載っているのを観て、

その馬鹿男の入院する病院に行く、そこでその馬鹿男が最後の会話は嘘だと告白する。

その時に何で嘘をついたかを説明する。

嘘をつくのにも色々理由があるということを再認識させられる。

皮肉にも馬鹿男の言葉で正直に生きようとと思ったノヴァリー、

これで間違いなくノヴァリーも幸せになれるだろうなあというエンディング。

ノヴァリーを観ていると見知らぬ町に移り住むことになるが、

不思議に良い人に巡り合う、そして助けられたり助けたりしていく、

つながりというのは大事だなあと思えた作品。

贔屓目で観ていたかもしれないけど、ノヴァリーが置き去りをくらってから

子供を産み、色んな人とふれあい自立する母親に変化する過程がすごく良かった。

ナタリー・ポートマンは幼い顔立ちなので、大人という表現が難しいそうな感じだったけど、

見事に顔つきも、精神的に強くなっていくところを上手く演じていたのではないかなあと思う。