監督・脚本:行定勲
出演:藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介、竹財輝之助、野波麻帆、中村ゆり
(イントロダクション)
第15回山本周五郎賞を受賞した吉田修一の同名小説を、「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督によるメガホンで映画化した青春群像ドラマ。現代の若者の内面に宿る“モラトリアム”をテーマに、マンションでうわべだけの共同生活を送る若者たちの日常が新たな同居人を加えたことで徐々に歪んでいくさまとその顛末を描く。主演は「カイジ 人生逆転ゲーム」の藤原竜也。都内のマンションをルームシェアする直輝、未来、良介、琴美。彼らはそれぞれ不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで共同生活における互いの均衡を保っていた。しかし、サトルがこのマンションの新たな住人となってから、彼らの穏やかな日常は次第に歪み始める…。
最後の10分間の展開が凄く無気味だった。
現代の若者の内面に宿る“モラトリアム”がテーマらしい、
2LDKに男女4人がルームシェアリング、
まだ4LDKならわかるが、こんな状態でのルームシェアリングが行われるのは普通なのか?
私にはこのシステムは耐えられないし、けっしてしたくない。
唯一しっかりと仕事を持ち自立しているような直輝、
レイプシーンを編集して現実逃避をする未来、
恋愛依存している琴美、
今どきの軽く見える大学生良介、
神秘的な男娼のサトル、
一見すると直輝だけが普通に見える、多分誰が見てもそうとるだろうと思うが、
実はその先入観って怖くないですか?とでも問いただされていたのかもしれない、
サトルが共同生活に途中参加して、みんなが掻き回されるのかと思ったら、
そうではなく、ひとりひとり何かが自分の中で変わっていく。
雨の中をジョギングする直輝が取った行動でなるほどなあ。
こういうことかと納得してしまったが、
その後からエンディングまでの展開、背筋がぞくぞくした。
そして直輝を見つめる4人の目が冷め切っていて、
4人それぞれが同じこと訴えているような目つきだった。
モラトリアムという思想は、あまり自分は好きではない。
面倒なことは先送りにしよう的な考えよりも、
どうせしないといけないのなら早く終わらせたいほうな私。
登場人物の中で一番嫌いなのは琴美、もう観ていて嫌いで嫌いで、
貫地谷しほりが演じていたのでまだしっかり観れたけど、
こんな娘は持ちたくないよなあと思った。
