2010年 日本 117分
監督:矢崎仁司
出演:中谷美紀、大森南朋、池脇千鶴、大島優子、黒川芽以、風見章子、小林十市
(イントロダクション)
江國香織の同名小説を中谷美紀と大森南朋の共演で映画化した、夫婦のすれ違いをめぐる大人のラブストーリー。監督は「ストロベリーショートケイクス」の矢崎仁司。テディベア作家の瑠璃子とIT企業に勤める聡は、結婚して3年の夫婦。子どもはいないものの、恋人同士のような2人の間には穏やかな時間が流れ、幸せな結婚生活が続いているかに思われた。しかし、互いの心は少しずつすれ違いを重ね、いつしか深い溝ができていた。決して不幸ではないと自覚しながらも、満たされない心を持て余していた瑠璃子。そんな時、非売品のベアを譲ってほしいと懇願する青年・春夫が現われ、彼の実直さに心揺れる瑠璃子だったが…。
この作品は観損なった作品だったので是非観てみたかった作品。
夫婦でありながら、
家に帰ってくると部屋に閉じこもり大音量で音楽をかけてゲームを楽しむ夫、
妹が遊びに来て、お兄ちゃんはと聞かれ携帯で男に連絡する妻、
何じゃこりゃと思ったシーン、
そのあとも家に帰った妻が夫に「只今帰りました」と携帯で連絡したり、
何かおかしな光景が繰り広げられていた。
帰宅したら玄関当たりの音や雰囲気で
帰ってきたんだなあとわかるはず、
それぐらい察知しろよっと強く思った。
まして結婚3年目の夫婦、子供もいないのなら話しをすることもあるやろ、
私は、色々あったけれど逃げずにちゃんと話したぞ。
最近居酒屋の大将から聞いた話で、隣同士座っているのにも関わらず、
言葉を交わさず携帯メールで会話をして楽しんでいるカップルをたまに見かけるとのことらしい、
それを聞いて一緒にいるんやったら喋れよと思う。
携帯メールなんて本人はそんなつもりなくても相手を傷つけたり、
本意が伝わらなかったりするので、
極力大事なことは言葉で伝えたいと思っている私が古いのかな?
最初の頃の夫婦の会話を聞いていたら、
夫の感覚が私には全く理解できなく、
よくもこの奥さんこんなやつと結婚したなあと思った、
奥さんが敬語で夫に話ているのも違和感があった。
ちょっとふっくらした後輩の池脇千鶴に、
あんな感じでアプローチされたら心揺らぐだろう。
結局、夫と妻ともに浮気に走るが、男と女求めていることが違う。
妻は夫が好きだけれど、夫に足りないものを求めて、
夫は正直掴みどころがないけど、何となくわかる理由で不倫に走ってしまう。
「人は守りたいもの、守ろうとするものに嘘をつくの」というセリフを言って
不倫相手に本音をぶつける妻。
だからあなたは、
私からするとあなたは守りたいものではないということを伝えたかったのだろう。
しかし、あなたのことが好きと言う。それは嘘ではない。言われた男は理解不能。
結論、同じ場所同じ風景を見るのだけが良いのではなく、
観るだけではなく、思い出す方が大事なのかもしれないらしい。
話をトータルすればあまり私は好きな作品ではなかったけど、
さすが仕事師の大森南朋と中谷美紀いい芝居をしていたと思う。
