2000年 日本 119分
監督・脚本:熊井啓
出演: 中井貴一、寺尾聰、細川直美、遠野凪子、北村有起哉、石橋蓮司、北村和夫、加藤隆之
(イントロダクション)
日本を代表する社会派映画監督・熊井啓が“松本サリン事件”を題材に日本のマスコミ報道のあり方に鋭く迫った問題作。1994年6月27日夜、長野県松本市で何者かによって毒ガスがまかれ、多数の死傷者を出す大惨事が発生した。やがて、事件の第一通報者で被害者でもある一市民が殺人容疑で家宅捜査をうけ、マスコミによって瞬く間に犯人に仕立て上げられてしまう…。1年後、地元の高校の放送部では事件の冤罪報道を検証するドキュメンタリー・ビデオを製作することになった。
最初から、北村有起哉演じる記者の浅川浩司、
見ているとすごく嫌な感じの記者だったが、
地元の高校の放送部員二人が放送局に取材に来たことにより、
その当時関わっていた、笹野・浅川・野田・花沢が高校生相手に、
当時の報道の状況を語り始め、それぞれが本音をぶつけ合うことにより、
頭をガツンと殴られたのか最初の状態から変化する。
17年前の事件だけれど、ニュースで連日取り上げられていて、
この作品の中で女子高生が言っていた感想と同じ事を思ってしまった。
この作品の中で神部さんが取調べを受けるシーンと、
息子さんが事情聴取を受けるシーンで、
警察側が神部さんや息子さんに、
信用できる人からの情報だと有ること無いことを言い始め、
それを言っている人は誰なんですか?連れて来て下さいと言っても、
だから信用できる人なんだ、お前が嘘をついていると言う態度を取っていた、
これが事実かどうかはわからないけど、警察って何様っと思ってしまった。
『たかじんのそこまで言って委員会』で、
勝谷氏が今の新聞記者に対してブチ切れて言っていたことを思い出した。
取材をしている奴がバカだから、今記事になっていること鵜呑みにするのは危険、
受けとる側が内容を吟味して選別しないと危険だと言っていた。
なんか面倒くさいなあと思ったけど、それは何となくわかる。
この作品は、実際逮捕はされていないので冤罪というのは妥当ではないく、
報道被害事件と言う方があってるらしい。
テレビ局の多分社長・重役役だろうと思うけど、
なんじゃありゃあれはないやろうと言うぐらいの大根ぶりだった。
もっとちゃんとでけへんかったんか?シリアスな内容なのにイラッときた。
