2008年 日本 115分
監督:富樫森
出演:水野美紀、広田亮平、竹野内豊、小池栄子、吉田里琴
(イントロダクション)
最愛の娘の死という突然の悲劇に襲われた家族の悲しみと再生への道のりを描いた感動ドラマ。主演は「冷静と情熱のあいだ」の竹野内豊と「現実の続き 夢の終わり」の水野美紀。監督は「ごめん」「天使の卵」の冨樫森。地方都市で写真館を営む深沢雅仁は、妻・慶子と小学4年の息子・英治、幼稚園児の娘・絵里奈の4人家族。慶子のお腹には新たな命も宿り、幸せな毎日を送っていた。そんなある日、2人だけで買い物に出かけた兄妹が交通事故に遭ってしまう。英治は奇跡的に一命は取り留めたものの、絵里奈は帰らぬ人に。以来、家の中からは笑顔がすっかりなくなり、それぞれが重い喪失感や自責の念に駆られていく。
毎日、活発で目を放すと何をするかわからない妹、
イラッとさせながらもそれを叱る母親、
それと少し内気な息子、優しい父親、
こんな家族は娘中心で回転しているような家族、
ある日突然、その中心人物の娘が亡くなった家族、
この悲しみは何とも言えないぐらいの深さ、
父親はあの時にこうしてやっていたらと後悔し、
母親も心に傷を負い、そして事故会って生き残った英治は、
普通にいようと努力するが、何で自分が生き残ったのかと考えてしまったり心に傷を負う。
学校の授業で先生はこの話が好きなのとちょっと英治にはキツイ話をして、
挙句の果てには、その感想を英治聞くバカ先生、教師失格。
コラ、オイ・小池何聞くねんと怒ってしまった。
実際にこんなことになってしまったら私ならどう行動できるか?
こんなことを考えても、経験してみないとわからない。
ただ父親としては、残された息子それと生まれてくる子供のために、
早い時期に立ち直って、しっかりしないと思って行動しないといけないと思う。
すごくコクな話だと思うけど、
実は私の記憶がない頃(1・2歳)、生まれてすぐに原因不明で亡くなった弟がいたらしく、
その時の両親の気持ちを聞かされても、
その当時、他人事にしか聞こえなかった自分が恥ずかしい。
絵里奈と英治が事故に遭うシーンの撮り方や、
英治が天国の絵里奈ちゃんへ手紙を書いているが
大事な部分が陽の光りでぼやけて読まなくなっている演出は、なかなかやなあと感心した。
多分最後の方には、このぼやけて読めない部分が効いてくるんだろうなあと思っていた。
案の定、一発で効いた今年初泣きをしてしまった。
出来過ぎな話なのかもしれないけど、小学生4年生の男の子が綴った手紙の内容で、
小さな子供は自分が楽しむことだけを考えるんだけれどね、
大きな子供は自分だけでなくて他の人の事も考えるんだよと書いていた。
こんなこと書けるかあ?その他にもお兄ちゃんの正直な気持ちが綴られていた。
最後まで立ち直っていなかった父親も、これを読んだらあかんやろ!
子供の心に負った傷は早く処置をしないといけない、
子供であるけれど人間ということを忘れてはいけない。
平井堅の『いつか離れる日が来ても』という主題歌の歌詞も泣かせる。
原作はアメリカの児童文学、ジャネット・リー・ケアリー著『Wenny Has wings』.
