
2008年 アメリカ 130分
監督:ゲイリー・フレダー
出演:ロブ・ブラウン、デニス・クエイド、ダリン・デウィット・ヘンソン、チャールズ・S・ダットン、ネルサン・エリス、クランシー・ブラウン
(イントロダクション)
アーニー・デイビス(ロブ・ブラウン)は幼い頃、祖父母の家に住んでいた。人種差別が当たり前の時代、線路沿いに空き瓶を集めていても、白人の少年達に横取りされてしまう。だが、アーニーは自慢の俊足を活かし、いつも難を逃れていた。祖父と一緒に見た大リーグ唯一の黒人選手に憧れ、いつか自分もスポーツを・・と思っていたアーニーは、12歳の時に母が再婚したことでニューヨークのエルマイラに移り住み、フットボールチームに参加する。高校もエルマイラの高校に通い頭角を現していた。その頃、大学フットボールのスーパースターのジム・ブラウン(ダリン・デウィッド・ヘンソン)は活躍していたシラキューズ大からプロに転進。コーチ陣は新しいスターを探していた。ヘッドコーチのシュワルツワルダー(デニス・クエイド)は、ジムを伴ってアーニーを説得に行く。シラキューズ大に入ったアーニーは、フィールド内だけでなく人種差別とも戦い続けるのだが・・・。
良き指導者と花形選手の話として思い出すのがアル・パチーノ主演『エニイ・ギブン・サンデー』というプロのアメリカンフットボールの話がある。
その話はプロフットボールの花形選手と監督との話だけれど、
この作品は、そういう世界を夢見る黒人のアーニー・デイビスの話。
人種差別と闘いながらも誠実でいるアーニーと、
ただ勝つ為の駒にしか思っていなかったコーチが、
試合を戦いながらも信頼を築きあげそしてチームも一丸となっていくストーリー。
1960年代のアメリカは、まだまだ人種差別が根深くあった時代だったと思う。
作品内でも、テキサスにコットンボールという試合に遠征した時に、
黒人選手アーニーを含む3人が宿泊拒否されたり、
主催者側が祝勝会を実施したいが黒人選手はお断りと言いにくるというシーンもあった。
そんなことを乗り越えアーニーは、プロのフットボールプレーヤーになるが、
プロのフィールドの上でプレーすることなく、23歳という若さで白血病でこの世を去ってしまう。
私もたまにはスポーツ観戦には行くが、自分の贔屓のチームでない相手方に物を投げたり、
何もないのに下品な言葉で野次ったりするのは、どうかと思う。
良いプレーをすれば相手方でも拍手を送ったりするのが普通だと思うが、
作品の中では、選手が入場する時に、罵声を浴びせながら何か色んな物を投げていたシーンがあった。
私が1番嫌いな場面だった。タイトルを見るとこれって『インビクタンス』と何か関係あるのと思ってしまった。
デニス・クエイドのコーチ役は、かなり良かったと思う。