2000年 日本 76分
監督・脚本:タナダユキ
出演:タナダユキ、石川貴子、 岩波才靖
(イントロダクション)
25歳のゆかりは、生理中のある日、自殺しようとしている男と目が合って、高熱を出してしまう。以来、なぜか生理中になると自殺者と目が合い、高熱を出すという特異体質になってしまった。女優を目指すゆかりは、美術モデルとして日銭を稼ぐ身。高熱を下げるために仕方なしに坐薬を打ち続ける毎日。そんなゆかりに追い討ちをかけるように、つき合っていた男が暴力を振るう。ゆかりは逆ギレして彼氏をボコボコに。それでも懲りないゆかりは、またしてもダメ男に引っかかる。いつまで経っても生理と坐薬とダメ男に振り回されるゆかりだったが……。
生理中になると自殺者と目が合い、高熱を出すという特異体質になってしまったゆかり、
こんな特異体質、最悪やろなあ。また、このゆかりちゃん関西弁で喋り、
自殺をしようとしている男の前で、関西弁でまくし立てる、
自分の特異体質と、これまでの出来事をツラツラと話を始める。
どんなに高熱が出て座薬の助けが必要でも、実家に電話をかけて、
母親に座薬を買ってもらい宅急便で送ってもらう。
そんなに座薬を買うのが嫌なものなのかなあと思う。
母親もゆかりから絶対に買わないでという薬局で座薬を買ってしまう。
母親も最初に行った薬局は店員がイケメンだったので、
そこでの購入を断念し、絶対に買わないでという薬局で購入してしまう。
宅急便の中身には、薬局の店主からの手紙が入っていた。
その内容が大笑い、宅急便の中身をみて、
何で座薬と一緒にそーめん入れてるねんと突っ込むゆかり。
暴力を振るった男をぼこぼこにするが、
その男がまた最悪でゆかりをビール瓶で殴打する、
普通こんなことされたら反撃などできないはず、
しかしゆかりは金属バットで応戦し見事にやっつける。女は強し!
しかし、この作品でゆかりが語る言葉のひとつひとつをとってみると、
何かわかるような気がした。特に男をぼこぼこにした時の心境と、
弁護士の男が合鍵を置いて出ていった時の心境は何となく理解できる。
それとゆかりの友達、怖い予言者か御主!
諦めと思い込み、最後のチャンスを捨てるが、
チャンスを捨てて駆け寄った男に、未来を切り開くヒントをもらう。
チャンスは途絶えたかもしれないが、
特異体質とは決別でき希望が持てたから良かったなあと思えるラストだった。