
2004年 日本 127分
監督:緒方明
出演:岸部一徳、田中裕子、仁科亜季子、渡辺美佐子、上田耕一、香川照之、杉本哲太、鈴木砂羽
(イントロダクション)
大場美奈子は、牛乳配達とスーパーのレジで働く50歳の独身女性。単調だが静かで穏やかな毎日だった。一方、高梨槐多は同じ町の市役所に勤める既婚男性。末期ガンの妻・容子を自宅で看病する日々が続く。美奈子が配達する牛乳はそんな槐多の家にも届けられていた。実は美奈子と槐多は高校時代の初恋のふたり。しかし、あることが原因で疎遠になってしまった。それでも美奈子は槐多への想いを忘れることが出来ずにいた。そして槐多もまた、同じ想いを抱き続けていた。そんなある日、容子は牛乳を飲まない夫が配達を頼んでいる理由を知ってしまう…。
市役所に勤める高梨は、虐待を受けている可能性がある児童の保護を児童福祉課に依頼する。
話し合いの結果、一時保護を決定する。
そして、警官を引き連れ家に福祉課職員と高梨は乗り込んでいく、
そこには、疲れきって床に座っている児童が2名、
縄跳びで柱に縛りつけられた状態。
そんな中、母親は男と布団で寝ている。
そんな母親の態度に高梨はぶちギレし、布団から出てこない母親をひきづり出し説教するが、しかしその足を必死に掴み、「やめて!」と言う児童。
ドラマ『Mother』を観ていて虐待を受けている児童の問題はデリケートだなあとは思っていたけど、
この映画の児童は酷い目にあっていながらも母親に対して、
好きという感情がまだあるみたいだった。そんな状態で母と子を引き離すのはどうかという問題もあるが、しかし手遅れになる可能性もある。
この問題の対処方法は、よく考えないと大変なことになるので難しいだろうなと思う。
私には大切な人がいます。
でも私の気持ちは絶対にしられてはならないのです。………………………。
とラジオに投稿した美奈子、
そのメッセージが読まれるラジオを聞いていた高梨の妻(容子)は、
美奈子に手紙で会いたいと告げる。
その目的は、女の直感でそう思ったのか、高梨と美奈子の関係を知り、美奈子に高梨を託すことを決意する。
容子が亡くなり、容子から託されたと美奈子へ一通の手紙が渡される。
その内容は、う~ん意味深だった。
美奈子は容子からのお願いを実行に移す、
長い間抑えていた感情が溢れだす2人、
やっと向き合えた2人だった、これから再スタートだったのに………………。
嘘や~と思うエンディングったけど、まあええかと思える作品だった。