こんなんありました!-2010040718540000.jpg

2009年 アメリカ 118分
監督:ロヴ・マーシャル
出演:ダニエル・デイ=ルイース、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ステーシー・ファーガソン、ソフィア・ローレン、ケイト・ハドソン


(イントロダクション)
 フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」のミュージカル版「ナイン」を、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化。ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレンら豪華キャストが集結。映画監督のグイドは、クランクインを目前に控えながら脚本を書くことができず、プレッシャーと女性たちとの複雑な関係に追い詰められていた。そんなグイドは妻にも愛想を尽かされ、いつしか自分の幻想世界へと溺れていく……。

この類の映画は、多分20年ぐらいの私なら、
興味すらなくスルーしていた作品だったに違いない、
しかし、何かのきっかけでマイケル・ダグラス主演『コーラスライン』を観て、ハマってしまったミュージカル。
ロヴ・マーシャル監督の『シカゴ』を観た時も思ったけど、
この監督ミュージカル映画撮らせたら世界一違うかなあと思わせるような、内容だった。
『シカゴ』も好きだったけど、この『NINE』の方が上を行く作品になった。これは劇場で観るべき作品だと思う。
一番好きなシーンは、曲調も変わりアップテンポになり、
ステージも明るくエレガントなケイト・ハドソンが唄う『Cinema Italiano』を唄うシーンは、
自然に体が動いてしまうようでいて、目の前のステージで実際のライブを

観ているような錯覚をしてしまうほどだった。
圧倒された。
主要な人物は、ダニエル・デイ・ルイースを含む全てキャストが歌を披露していた。
全て一級品だった。
マリオン・コティヤールの魂の叫びのような歌、
ジュディ・デンチの貫禄の低音での歌も素晴らしく、
ミュージカル好きな人には、本当にお薦めできる映画だと思う。
この作品のペネロペ・クルスは、アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされていたみたいだけれど、
?なぜペネロペ・クルスなん違うやろうマリオン・コティヤールと違うかと思った。
ダニエル・デイ・ルイース演じるイタリア人映画監督グイドに注目していたが、
イギリス人であるダニエル・デイ・ルイースだが見事にどこからどう見てもイタリア人になっていた。
客観的に観るとグイド(男)って馬鹿だな思える自分がいるが、
しかし自分があの立場になれば、
グイドと同様になぜ妻から三行半を突きつけられたのかわからずに歌い始めるかもしれないなあと思った。
少しがっかりなのが、ペネロペ・クルス、
『ボルベール<帰郷>』でスペイン語での芝居と、この作品での英語での芝居、

ここまで落ちるかと思えて仕方なかった。

エンディングはどうなるのかと期待を膨らませていたら、それにも見事に応えてくれるエンディングだった。

途中にタンバリンを用いてパフォーマンスをするシーン、
多分私だけであろうが、サブリミナル的にタンバリン芸人ゴンゾーが

スクリーンの隅っこにちらついて集中できなかった。