2003年 中国 120分
監督・脚本:フー・ピン
出演:チアン・ウエン、 中井貴一、ヴィッキー・チャオ、ワン・シュエチー
(イントロダクション)
紀元700年頃の中国。13歳で遣唐使としてこの地に渡り、現在は直属の刺客として皇帝に仕える一人の日本人剣士、来栖。彼は25年ぶりの帰国が許され、望郷の想いに胸を熱くする。そして、彼が司令官の娘、文珠を警護し長安へ送り届ける最中、皇帝より最後の仕事を命じられる。それはかつて、唐王朝最大の脅威である突厥(トルコ系遊牧民族)の女性や子どもを命令に背いて逃し逆賊となった元将軍、李を殺害せよというもの。一方その頃、逃亡生活を送る李は、天竺から皇帝へ献上する仏教経典を運ぶキャラバンの護衛として長安を目指していた…。
中井貴一が出演している中国映画ということで観ることにしたが、
まだ中国映画はこれを含め4作品しか観ていないが、
これが『こころの湯』、『北京のヴァイオリン』に次いで、好きな映画になった。
武器を持たない捕虜を殺せと皇帝の命令を、
殺す必要ない、殺せないと言い、
反逆者となってしまう李隊長と部下、
皇帝からその李隊長を殺害命令を受ける来栖旅人、
追う者と追われる者、その関係がいつしか、
一つになりあるものを守ることになる。
男臭いストーリー、なかなか良かった。
李隊長は、香川照之出演『鬼が来た』で
最後まで日本兵に振り回されてしまった中国人を演じていたチアン・ウエン、
『鬼が来た』とは違い男気溢れる元将軍は格好よかった。
中井貴一も軽いワイヤーアクションをしていて、
日本に帰りたいけど、帰れない遣唐使を哀愁たっぷりに演じていた。
また知らなかったけど、姫さん役でヴィッキー・チャンが出演、美しさを十分に披露していた。