1987年 イギリス 158分
監督:リチャード・アッテンボロー
出演:ケビン・クライン、デンゼル・ワシントン、ペネロープ・ウィルストン、ジョゼッテ・シモン
(イントロダクション)
南アフリカ共和国のアパルトヘイト問題に立ち向かった黒人運動家スティーヴ・ビコを取材した記者ドナルド・ウッズの原作を基に、「ガンジー」のR・アッテンボローが製作・監督した社会派ドラマ。物語の前半は、ウッズとビコの友情を軸に人種差別問題の実態を描き、拷問の末にビコが獄中死してからの後半では、真実を訴えようと国外脱出を図るウッズ一家の動向がサスペンスフルに描かれる。ビコに扮したD・ワシントンが熱演。
この劇中で黒人運動家スティーヴ・ビコが言っていた言葉で、
普通の運動家だと白人はどうだこうだと言って敵対心を持って、
すごく過激な言葉で民衆を先導するのを想像するが、
今の状況から抜け出すには、白人の協力が必要だとをはっきり皆の前で言っていた。
ビコが亡くなってからのウッズの行動はハラハラしながら観ていたが、
アパルトヘイトの制度の下で、白人優位の中、
黒人の味方をする白人という事で、行動を拘束されてしまう。
最後に、白人の警察総監が、
逃げる黒人を背後からまるで猟をしているかのように銃撃していた。
これが本当なら信じられない。
この映画でもデンゼル・ワシントンは」熱演していたが、この映画の2年後に、
『グローリー 』という南北戦争を取り上げた映画で、奴隷役を演じていたが、
印象に残っているのが、片目だけ涙を流すシーン、
今でも頭に残っている。
ヒラリー・スワンク出演の『レッド・ダスト 』 を少し思い出した。
2000年南アフリカ、国民の統一と和解を推進するための法律ができ、
真実和解委員会という聴聞会があり、
恩赦を申請して、被告人がその委員会で包み隠さず
全て真実を述べると無罪になるという委員会。
あの映画でもやはり黒人たちは、
これでもかこれでもかとひたすら我慢を要求されていた。
こんなのでいいのかと思ってしまった。