2005年 韓国 117分
監督・脚本:チョン・ユンチュル
出演:チョ・スンウ、 キム・ミスク、イ・ギヨン、ペク・ソンヒョン、アン・ネサン
(イントロダクション)
シマウマとチョコパイが何より好きなユン・チョウォンは、自閉症のため5歳児並みの知能しかない20歳の青年。感情がコントロールできずいつも周囲に騒動を巻き起こしてしまう。そんなチョウォンに人一倍の愛情を注ぐ母キョンスク。“息子より一日だけ長く生きることが願い”と語るキョンスクは、チョウォンにマラソンの才能があると気づき、それを伸ばしてあげようと元有名ランナーのチョンウクにコーチを依頼する。最初はまともに指導する気のなかったチョンウクだったが、チョウォンの純真さに次第に心動かされていく。
この映画のモデルになったペ・ヒョンジン君は、
19歳の時にフルマラソンを2時間57分7秒で完走し、
トライアスロンでも226.195kmを15時間6分で完走、
韓国国内最年少記録樹立したらしい。自閉症のことは、
あまりよくわからないが色んな症状があるのだろう、
この映画ではお母さんの苦悩がよく表現されていた。
一番印象に残るのは、チョウォンの幼少の頃、
お母さんはチョウォンの先行きに不安を感じ、
軽い鬱になり駄々をこねるチョウォンの手を離してしまい迷子にしてしまうシーンと、
マラソン大会にチョウォンが一人で向かい連れ戻そうとお母さんが
チョウォンの手を取り帰るように促すが、チョウォンはその手を離して走り始めるシーン。
特に手を離して走り始めるシーンは、お母さんがあの子に自分の意思、
特に嫌だとかいう感情を私が言えないようにしてしまったと言っていたが、
手を離して走り始めたことにより、自分の意思を初めて表現した良いシーンだった。
他にも色んな問題が満載、やはり意固地になるんではなく、
人の話もちゃんと聞かないといけないとか、色んなところに目を向けないといけない、
子供の好きなことはちゃんと見極めて、好きなことはとことんやらしてあげる大切さとか、
色々満載な良い作品だった。